よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-1 外来機能報告等に関する報告書 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00023.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第85回 1/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Ⅲ.医療資源を重点的に活用する外来
(基本的な考え方)
○ 令和2年報告書において、「医療資源を重点的に活用する外来」は、基本的に
以下の①~③の機能が考えられるとされつつ、具体的には更に検討するもの
として、取りまとめられている。
① 医療資源を重点的に活用する入院の前後の外来
② 高額等の医療機器・設備を必要とする外来
③ 特定の領域に特化した機能を有する外来


具体的には、これまでの議論を踏まえ、以下の類型①~③のいずれかの機能
を有する外来を「医療資源を重点的に活用する外来」とする。
① 医療資源を重点的に活用する入院の前後の外来
・次のいずれかに該当した入院を「医療資源を重点的に活用する入院」と
し、その前後 30 日間の外来の受診を、類型①に該当する「医療資源を重
点的に活用する外来」を受診したものとする。
(例:がんの手術のために
入院する患者が術前の説明・検査や術後のフォローアップを外来で受け
た等)
Kコード(手術)を算定
Jコード(処置)のうちDPC入院で出来高算定できるもの(※1)を算定
※1: 6000 ㎠以上の熱傷処置、慢性維持透析、体幹ギプス固定等、1000 点以上
Lコード(麻酔)を算定
DPC算定病床の入院料区分
短期滞在手術等基本料2、3を算定



高額等の医療機器・設備を必要とする外来
・次のいずれかに該当した外来の受診を、類型②に該当する「医療資源を重
点的に活用する外来」を受診したものとする。
外来化学療法加算を算定
外来放射線治療加算を算定
短期滞在手術等基本料1を算定
Dコード(検査)
、Eコード(画像診断)
、Jコード(処置)のうち地域包括診療料
において包括範囲外とされているもの(※2)を算定
※2: 脳誘発電位検査、CT 撮影等、550 点以上
Kコード(手術)を算定
Nコード(病理)を算定



特定の領域に特化した機能を有する外来(紹介患者に対する外来等)
6