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04【資料2】オミクロン株対応2価ワクチンの接種間隔短縮について(令和4年度第11回薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会資料) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28621.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第39回 10/20)《厚生労働省》
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資料No.1

機密性2

対外秘

オミクロン株対応2価ワクチンの接種間隔短縮について

1.接種間隔に係る状況


オミクロン株対応2価ワクチンについて、令和4年9月 12 日開催の医薬品第二
部会において
-モデルナ社の2価(起源/オミクロン BA.1)ワクチンは接種間隔3カ月以上の
臨床データが提出されているが、ファイザー社の2価(起源/オミクロン BA.1)
ワクチンは接種間隔5カ月以上の臨床データが提出されていること
-実際の接種における混乱を考え、両社の2価(起源/オミクロン BA.1)ワクチ
ンの接種間隔は統一する、1価(起源)ワクチンの接種間隔(5カ月以上)と
揃える対応を行った方がよい
との理由から、接種間隔として「5カ月以上」が適当と判断されている。



同部会において、海外ではより短い期間の接種間隔が設定されていること等を踏
まえ、接種間隔をより短い期間で設定するべきではないか、という意見があり、接
種間隔の短縮について、情報を整理した上で 10 月下旬までに結論を得ることとさ
れた。

2.有効性/安全性に関する情報
<モデルナ社ワクチンについて>
① オミクロン株 BA.1 系統の S タンパク質をコードする mRNA であるイムエラソメラ
ンを有効成分とする2価(起源/オミクロン)ワクチンにおいて、接種間隔3カ月
以上での追加接種に係る臨床試験データが提出されており、中和抗体価の上昇が認
められ、安全性についても特段の懸念は報告されていない。
【臨床試験概要】
・ 初回免疫として1価(起源)ワクチン 100 μg を2回、1回目の追加接種として
1価(起源)ワクチン 50 μg を接種した 18 歳以上の者を対象に、1回目の追加接
種から3カ月以上経過後に2回目の追加接種として2価(起源/オミクロン BA.1)
ワクチン又は1価(起源)ワクチンを接種した際の安全性及び免疫原性が検討され
た。
【有効性】
・ 2価(起源/オミクロン BA.1)ワクチンについて、1価(起源)ワクチンを対照
としたオミクロン株 BA.1 系統に対する中和抗体価の GMR の値は 1.745 であり、両
側 97.5%信頼区間の下限値は事前に規定された優越性の基準値である 1.0 を上回っ
たことから、1価(起源)ワクチンに対する優越性が示された。また、オミクロン
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