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資料1-10               新型コロナワクチン追加接種並びに適応拡大にかかわる免疫持続性および安全性調査(コホート調査) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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コミナティ筋注/スパイクバックス筋注
4回目接種後の健康状況調査 まとめ










2022年5月25日に臨時接種の対象となった新型コロナワクチン「コミナティ筋注」「スパイクバックス
筋注」の4回目追加接種について、第一期追加接種(3回目接種)としてコミナティ筋注またはスパイク
バックス筋注を接種したコホート調査対象者等に対し、2022年6月17日から接種開始した。2022年9
月22日までに、コミナティ筋注は2,113人、スパイクバックス筋注は1,065人が4回目接種した。
コミナティ筋注4回目追加接種の被接種者は20歳代が12.4%、30歳代が14.9%、40歳代が16.5%、
50歳代が15.8%、60歳代が33.2%、70歳代は6.5%、80歳以上は0.7%であった。10歳代は登録さ
れていない。男性38.5%、女性61.5%であった。スパイクバックス筋注追加接種の被接種者は20歳代が
23.5%、30歳代が18.3%、40歳代が21.1%、50歳代が21.0%、60歳代が13.7%、70歳代は2.2%、
80歳以上は0.2%であった。10歳代は登録されていない。男性32.6%、女性67.4%であった。
4回目接種後の抗スパイクタンパク質抗体価は接種前に比べてコミナティ筋注の追加接種の場合は4.6倍、
スパイクバックス筋注の追加接種の場合は4.0倍増加した。
コミナティ筋注では4回目接種後1週間(Day8)の日誌が回収できた1,490人では、37.5℃以上の発熱
が25.6%(38℃以上は13.9%)にみられ、局所反応は疼痛が86.5%にみられた。スパイクバックス筋
注では4回目接種後1週間(Day8)までの日誌が回収できた690人では、37.5℃以上の発熱が39.4%
(38℃以上は22.2%)にみられ、局所反応は疼痛が94.5%にみられた。
発熱は接種1日後の発現頻度が最も高く、接種3日後にはほぼ消失していた。
コミナティ筋注4回目追加接種に登録された方では因果関係を問わないSAEが3件認められている。スパ
イクバックス筋注4回目追加接種に登録された方では因果関係を問わないSAEが1件認められている。コ
ミナティ筋注4回目追加接種、スパイクバックス筋注4回目追加接種ともPMDAへの副反応疑い報告は認
められていない。

順天堂大学 コロナワクチン研究事務局 20