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資料3-9 押谷先生・鈴木先生・西浦先生・脇田先生提出資料 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第101回 10/5)《厚生労働省》
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小規模流行

・2019 年以前と比較して比較的小規模の

・ウイルス要因

流行となる
南半球および東南アジアで先行して流行した A(H3N2)亜
・一定数の入院患者、重症者が発生する

型が流行の主体となる。重症度は過去シーズンと同程度で

が、COVID-19 の同時流行と合わせても現

ある。

行の医療提供体制で対応可能な範囲内と
・免疫要因

なる。

過去の感染による獲得免疫により流行拡大が一定程度抑
制され、今シーズンのワクチン接種により重症化が予防され
る。
・社会的要因
海外からの流入人口の増加と国内での社会活動の活性化
が起こるが、2019 年以前と比較して抑制的である。

年内の大規模流

・2019 年以前と比較して早期に流行が拡



大し、過去シーズンと比較して同等かより大

・ウイルス要因
南半球および東南アジアで先行して流行した A(H3N2)亜

規模な流行となる。

型が流行の主体となる。重症度は過去シーズンと同程度かそ
・過去シーズンと同等以上の入院患者、重

れを上回る。

症者が発生し、COVID-19 の同時流行と
合わせて地域によって医療が逼迫する状態
となる。

・免疫要因
過去の感染による獲得免疫が減弱している。抗原性の不一
致により今シーズンのワクチン接種による入院、重症化抑制
効果が限定的となる。
・社会的要因
年内に海外からの流入人口の増加と国内での社会活動の
活性化が起こり、2019 年以前の水準に近づく。

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