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15参考資料2-5 百日せきワクチン ファクトシート 平成 29(2017)年 2 月 10 日 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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図6.小児科定点からの百日咳累積報告数年齢別割合年次推移(1982 年第 1 週〜2016
年第 48 週(2016 年 12 月 7 日現在)
感染症発生動向調査(小児科定点把握疾患)の情報をもとに、全国の医療機関を受診
した百日咳患者数について、永井ら

80)

の方法により推定した。推計数は毎年の NESID

システム上および厚生労働省研究班報告書(研究代表者 谷口清州、研究分担者 永井正
規)に掲載されてきた。2006〜2015 年の 10 年間における全国の推計受診患者数の推移
を図7に示す。10 年間に総計 29.4 万人の受診患者数が推定され、年当たりの報告数は
2006 年の 1 万人(95%信頼区間 0.8〜1.2 万人)から 2008 年の 5.6 万人(95%信頼区間
4.5〜6.7 万人)の範囲であった。直近の 2015 年の全国年間受診患者数は推計 1.8 万人
(95%信頼区間 1.3〜2.3 万人)と報告された。2006〜2015 年の 10 年間における推計受
診患者の年齢分布を見ると、0〜4 歳(20.3%)、5〜9 歳(10.8%)、10〜14 歳(10.2%)、
15 歳以上(58.6%)となり、15 歳以上の年齢層が多く推計されていたが、小児科定点
における把握と推定であることから、成人においては正確に把握されていない。0〜4
歳の推計は 2008 年(9 千人)
、2010 年(1 万人)を筆頭に、平均 6 千人であり、大きな
変化は認められなかった。直近の 2015 年(総推計 1.8 万人)
においては 0〜4 歳(27.8%)、
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