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11参考資料2-1 沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DTaP)を含む混合ワクチンについて(第18回ワクチン評価に関する小委員会資料2) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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第15回の議論のまとめ
検討の方向性について

・比較的早く実現可能な施策と、導入した場合の効果や懸念を踏まえて施策の可否の判断が必要なも
のを分けて考えるべき。
(①は5回目の追加接種の要否、②はDTのDTaPへの変更、③、④は4回接種の接種スケジュールの変更、⑤、⑥は
妊婦を含む成人への接種の要否)
各論点について

・①案(5-7歳への追加接種)について、費用対効果が小さいのではないか。また、 5-7歳への追
加接種について用法では想定されておらず、データも未取得。
・②案(11歳-12歳への追加接種:DT→DPT) については、薬事で承認(DPT:トリビック)されて
いるが、乳児に期待できる効果が大きくない。
・③案(生後2か月から接種開始)について、データがあれば早期に検討可能。追加の費用も発生し
ない。
・④案(生後2か月、3か月、1歳半、5-7歳へのスケジュール変更)について、接種開始の前倒し
という意味では③と同様だが、接種スケジュールの大幅な変更で、2回目と3回目で1年以上間隔
が空く点について海外でも実施例がなく、データが必要。5-7歳の接種についてもデータが必要。
・⑤案(妊婦への追加接種)について、効果は最大だが、安全性の観点と妊婦への接種というところ
でデータに基づいた検討が必要。
・⑥案(妊婦の家族への追加接種)について、費用対効果が大きくない上、個人的予防の要素が強く、
予防接種法の趣旨になじみにくいのではないか。
費用対効果について

・示されているのは事務局によるおおまかな試算であり、より詳細な分析が必要ではないか。

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