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03【資料1】鈴木委員提出資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00016.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第29回 1/26)《厚生労働省》
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デルタ株流行期とオミクロン株流行期における届出時肺炎以上の症例割合
対象
2022年1月23日までに首都圏(埼玉、東京、神奈川、千葉)から届出があった症例(HER-SYS)
方法
届出時点に肺炎以上の重篤な症状を示した症例の割合
-2020年第47週(11月16日~22日)から2022年第2週(2022年1月10日~16日)の期間で、新型コロナ届出症例に占
める発生届に肺炎、重篤な肺炎、多臓器不全、ARDS、または死亡が記録されていた症例の割合を年代別に算出した
-デルタ株流行期の症例(2021年第31週~47週に診断された症例)に対するオミクロン株流行期の症例(2022年第1週
~2週に診断された症例)の届出時肺炎以上の症例割合の比を算出した
まとめ
12歳以上において、ワクチン2回接種の有無にかかわらず、デルタ株流行期に比べてオミクロン株流行期の症例にお
ける届出時に肺炎以上の症状を呈した症例の割合は低下していた
11歳以下の小児においても、オミクロン株流行期の症例数が限られていることから信頼区間が広いが、同様の低下傾
向が観察された
注釈・制限
当解析は届出時点での重症度のみを検討しており、その後に重症化したかどうかは考慮されていない。
発生届出時点での重症度は、検査体制や受診までの期間が影響するが考慮されていない。
以上より、当解析は各変異株じたいの重症化リスクとその違いを直接的に評価したものではないことに注意が必要で
ある。

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