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参考資料10 「がん医療の充実」分野に係る参考資料集 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28073.html
出典情報 がん対策推進協議会(第82回 9/20)《厚生労働省》
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小児がん拠点病院の要件概要
拠点病院の役割

(令和4年8月 見直し)

第2回小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ (令和4年6月27日)資料1より抜粋

地域における小児がん医療及び支援を提供する中心施設として、地域ブロック協議会の中心を担い、
地域全体の小児・AYA世代のがん医療及び支援の質の向上に資すること、長期フォローアップの体制
整備、小児がん連携病院の指定を含めた地域医療機関との連携、等を行う。
拠点病院の要件

*AYA(Adolescent and Young Adult)世代(思春期世代と若年成人世代)にあるがん患者と
は、 AYA世代で発症したがん患者とAYA世代になった小児がん患者。

①診療機能 (集学的治療の提供、多職種カンファレンスの開催、長期フォローアップ体制、AYA世代
にあるがん患者への適切な対応、妊孕性の温存の支援体制、緩和ケアチームの整備、小児がん連携病院
や地域医療機関との連携、セカンドオピニオンの実施等)
②診療従事者 (放射線治療医・診療放射線技師・薬剤師・認定看護師等の配置等)

③医療施設 (放射線治療機器の設置、小児に対応できる集中治療室の設置等)
④診療実績 ( 新規症例数年間30例以上、造血器腫瘍年間10例程度以上、固形腫瘍年間10例程度以上)
⑤小児がん医療について、外部機関による技術能力についての施設認定を受けた医療施設
⑥「小児・AYA世代のがんの長期フォローアップに関する研修会」を受講した医師及び看護師等医療
関係者を配置
⑦がん相談支援センターの設置
⑧院内がん登録の実施
⑨臨床研究 (臨床研究専門部署の設置※、CRCの配置※等)※は必須要件ではない。
⑩療育環境の整備(保育士の配置、教育支援、プレイルームの整備、長期滞在施設の整備等)

⑪医療安全体制の構築
令和4年8月整備指針抜粋

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