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資料2 これまでのがん対策のあゆみ (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27784.html
出典情報 がん対策推進協議会(第80回 9/5)《厚生労働省》
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第3期がん対策推進基本計画中間評価の概要

「 ② 患 者 本 位 の が ん 医 療 の 充 実 」 分 野( 2 / 2 )
(6)希少がん、難治性がん対策(それぞれのがんの特性に応じた対策)
 希少がん対策について、取組の成果が見られる部分もあるが、患者への情報提供や医療機関及び
専門医との連携について、より一層の推進が必要である。
 難治性がん対策については、次期基本計画において、どのような評価指標を用いるか検討を行
う。また、患者への情報提供や医療機関及び専門医との連携について、一層の推進が必要であ
る。

(7)小児がん、AYA(※)世代のがん、高齢者のがん対策 (※)Adolescent and Young Adult:思春期と若年成人
 小児がん及びAYA世代のがん対策については、それらの特徴を考慮した対策を検討する必要が
ある。また、2021年より開始された「小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進
事業」について、普及啓発に取り組む必要がある。
 高齢者のがんについては、次期基本計画において、どのように位置づけ、どのような対策や評価
指標の設定が可能であるか、引き続き検討が必要である。

(8)病理診断
 引き続き、質の高い病理診断や細胞診断を提供するための体制整備を進めていく必要がある。

(9)がん登録
 精度管理については一定の成果が見られており、さらに利活用が推進されるよう取組を進めて行
く必要がある。

(10)医薬品・医療機器の早期開発・承認等に向けた取組
 「がん研究10か年戦略」に基づき、順調に進められている。がん患者に対し、治験や臨床試験に14
関する情報を提供する体制の整備についても推進が必要である。