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現下の感染状況を踏まえたオンライン診療等も活用した診療・検査医療機関の拡充・公表について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 現下の感染状況を踏まえたオンライン診療等も活用した診療・検査医療機関の拡充・公表について(8/31付 事務連絡)《厚生労働省》
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【別紙】
オンライン診療を活用している自治体の取組事例

1.東京都品川区での事例
東京都品川区では、区内病院や医師会等と連携し、自宅療養者に対しオン
ライン診療を活用した医療提供を行っている。
自宅療養者が体調不良時に保健所等に連絡すると、必要な場合にオンライ
ン上の「仮想待合室」への入室 URL を付与される。患者は、保険証や問診票
の回答を送信し、「仮想待合室」で待機し、同じく待機中の複数の医師が順
番に患者をオンラインの診察室に呼び込み、診察を行う。処方箋は薬局に発
行し、薬局が調剤・患者宅への配送を担当する。
患者も医療機関も特別なオンライン診療のアプリケーションを使う必要
はなく、URL 一つで診療が行えることや、複数の医師が参加しているので、
仮想待合室の患者全てを一人で診察する必要がなく、外来の合間や休診日、
空いた時間に医師が対応することが可能である。
※ なお、東京都において、東京都医師会とも連携しながら都内全域におい
てオンライン診療の取組を推進している。
【参考 URL】
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kenkou/kenkoubyouki/20200212095938.html

2.大阪府での事例
大阪府では、事業者へも委託し、若年軽症者が自ら実施した抗原定性検査
キットで陽性となった場合に、発熱外来でも行っているように、事業者が確
保した医師がオンライン診療による陽性確定の診断を行うとともに、必要
に応じて解熱剤等の処方までを一連で実施する仕組みを提供している。
検査キットで陽性となった患者は、府のサイトを通じてオンライン診療を
申し込み、画面上で保険証や検査結果の画像の登録及び事前問診情報を入力
の上、チャット等を用いて事前情報や予約時間を確認し、ビデオ通話等を用
いたオンラインでの診療を受けることが可能。また、症状に応じ、処方箋が
発行され、薬は自宅に配送される。
陽性判定後の初期相談から、オンライン診療の予約、診療、処方薬の配送
という流れをワンストップで行える。
【参考 URL】
https://www.pref.osaka.lg.jp/kansenshoshien/jitaku_ryouyou/index.ht
ml

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