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2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果について-回復期・働き方改革関連等- (9 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r4/
出典情報 2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果(8/5)《福祉医療機構》
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2022-003

2.3

第三者評価の受審状況

3

回リハ 1 の 41.1%、回リハ 3 の 27.3%が第三
者評価を受審

働き方改革関連

3.1

地域医療体制確保加算の届出状況

高度急性期病院の 70.0%が届出。急性期 1 の
25.0%が新規で届出

回リハ 1・3 については、第三者による評価を
受けていることが望ましいとされた。回リハ 1

令和 2 年度診療報酬改定で新設された地域医

の 41.1%、回リハ 3 の 27.3%が第三者の評価を

療体制確保加算は、今改定により、点数が 520

受けている(図表 19)。

点から 620 点へ引上げられるとともに、施設基
準が見直され、対象病院が拡充された。高度急

(図表 19)第三者評価の受審状況

性期病棟・病床の届出を行っている病院11(以下
「高度急性期病院」という。)では 70.0%、急性

(公財)日本医療機能評価機構の評価を受けている
ISO9001の認証を受けている
評価を受けていない
1.4%
回リハ1(n=73)
41.1%
57.5%
回リハ3(n=22)

27.3%

期一般入院料 1 の届出を行っている病院(以下
「急性期 1」という。)では 34.0%が同加算の届
出を行っている(図表 21)。施設基準において、

72.7%

救急搬送件数が年間 2,000 件以上などの実績が
必要であることから、高度急性期病院での届出
評価を受けていない病院の今後の予定につい

が多いことがみてとれる。

ては、回リハ 1 の 64.3%、回リハ 3 の 50.0%が
「検討中」と答えた(図表 20)。「受けない」と

(図表 21)地域医療体制確保加算の届出状


答えた病院は、回リハ 1 が 11.9%、回リハ 3 が
31.3%にとどまり、多くの病院が慎重でありな

届出あり

がらも評価の受審を視野に入れている様子がう

高度急性期病院(n=40)

かがえる。現時点で、評価の受審は「望ましい」

急性期1(n=47)

届出なし

70.0%
34.0%

30.0%
66.0%

だが、今後の改定で要件化される、あるいは受

2022 年 3 月 31 日時点で同加算の届出を行っ

審の有無で点数等に差をつけるなどの可能性も

ている病院は、高度急性期病院で 92.9%、急性

考えられる。そのような改定も見込んで、受け

期 1 で 75.0%であった(図表 22)。いずれにつ

る予定がない病院においても、受審の検討が必

いても、今年度から新規に届出を行っている病

要となるかもしれない。

院が増加している。

(図表 20)第三者評価を受審していない病
院の今後の予定

(図表 22)地域医療体制加算の届出を行っ
ている病院の前年度末の届出状況
届出あり

評価を受ける予定

回リハ1(n=42)

検討中

23.8%

評価を受ける予定はない

64.3%

高度急性期病院(n=28)
急性期1(n=16)

11.9%

届出なし

7.1%

92.9%
75.0%

25.0%

一方で、同加算の届出を行っていない理由に
回リハ3(n=16)

18.8%

50.0%

31.3%

ついて、高度急性期病院では、経営上のメリッ
トがないと答えた病院はなく、91.7%が満たす

11 本調査において、
「高度急性期病棟・病床」とは、救命救急入院料、特定集中治療室管理料、ハイケアユニット入院医療管理料、脳

卒中ケアユニット入院医療管理料、小児特定集中治療室管理料等いわゆる高度急性期入院医療機能に係るものを指す。
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