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参考資料1 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおける主な意見 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27259.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第12回 8/4)《厚生労働省》
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これまでの本WGにおける主な意見③
<在宅医療圏>
 二次医療圏は病院の整備という観点で設けられていると思うが、在宅医療を進めていく観点で言うと、市町村
単位が最適ではないか。
 在宅医療圏については、細やかなサービスを進めていただく観点から自治体の小さい単位で進めていただくこ
とに賛同するが、マンパワーやサービスが不足する地域においては解決できない課題も多いため、広域的な二
重の枠で支援できるような圏域の構築の仕方もあるのではないか。
 二次医療圏にこだわらず、地域における在宅医療の各サービスの提供状況を詳細に把握できる圏域を設定し、
各サービスの空白地帯がないように、地域の課題と整備目標、整備方策を明確にすることが重要である。
 在宅医療圏は地域包括システムの圏域と一緒であるべきだが、地域包括ケアシステムの圏域もあいまいである
ため、(国としては)考え方のみを示し、市町村を中心に社会資源等を考慮した中で設定していくものかと思
う。
 在宅医療圏域については、現在の日常生活圏域以上、二次医療圏以下という状況から、国のレベルで踏み込ん
だものに持っていくのは立場上難しく、都道府県の実情に委ねる部分が多いのではないか。

<在宅医療の積極的役割を担う医療機関・連携を担う拠点>
 在宅医療を推進するため、在支診・在支病を対象とした在宅医療において積極的役割を担う医療機関と、医師
会などを対象とした在宅医療に必要な連携を担う拠点を、医療計画に位置づけ、その機能や役割を明確にした
上で、具体的に整備を行う必要がある。
 拠点の話は地域により様々で、基幹的な病院があれば、そこが拠点であったり、郡市医師会、地域包括支援セ
ンター等、地域の実情により変わってくると思う。地域全体を支援する保健所の役割というのも拠点整備と考
えられる。
 積極的役割を担う医療機関及び在宅医療に必要な連携を担う拠点の機能、役割を現行の記載よりも明確にする
ことには賛成。また記載するだけでなく、どのように実効性を担保するかということを深掘りして、議論して
いただきたい。
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