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資料3-10 平田先生提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第90回 7/13)《厚生労働省》
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今回考慮したシナリオ(BA.5系統に代表される変異株の考慮)
東京都モニタリング会議資料(2022/7/7)1に基づき、BA.2系統からBA.5系統への移行を設定し、
9月末までの新規陽性者数、死者数を予測する。
【感染力および免疫回避の影響】
・ BA.5系統の感染力を下記の通りと仮定し、予測を行った。但し、これまでの文献2,3からは、その定量
的な値は示されていないため、近似的に設定
- 感染力1:BA.2に対して、感染力が1.2倍*、ワクチンによる感染予防効果が5割に低下する。
- 感染力2:BA.2に対して、感染力が1.3倍*、ワクチンによる感染予防効果が5割に低下する。

【ワクチン接種のプランによる影響】
・ BA.5系統 感染力2の場合を想定して、ワクチン接種の違いによる影響について予測
- 60歳以上に対する4回目接種を、3回目接種から5カ月後(実測値ベース)に行った場合と6カ月後に行った場

- 60歳以下に対する3回目接種のスピードを、7/15から現在の2倍に早めた場合
*その他のデータとの年齢区分のため、推定結果は0-9歳、10-64歳、65歳以上とする。

*無症状感染者数は、新規陽性者数の4倍いると仮定。
*感染力の強さは、実効再生産数を指標として定義。
1. https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021756.html
2. Hachmann NP. et al.. 2022. “Neutralization Escape by the SARS-CoV-2 Omicron Variants BA.2.12.1 and BA.4/BA.5.” MedRxiv.
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2022.05.16.22275151v1. (preprint)
3. Wang Q. et al.. 2022. “SARS-CoV-2 Omicron BA.2.12.1, BA.4, and BA.5 subvariants evolved to extend antibody evasion.” bioRxiv.
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2022.05.26.493517v1. (preprint)

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