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05【参考資料1】3月23日部会資料1(重点感染症について) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26623.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第29回 7/6)《厚生労働省》
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(参考)開発優先度の高いワクチン vs 重点感染症
開発優先度の高いワクチン

重点感染症

依拠す
る文書

予防接種に関する基本的な計画
(厚生労働省告示第121号 平成26年3月28日)

ワクチン開発・生産体制強化戦略
(令和3年6月1日閣議決定)
「厚生労働省において国際的に脅威となりうる感染症に
ついて、国内外における流行状況を把握し、我が国にお
いてワクチン等の確保・研究開発が必要な感染症を特定
する必要がある。」

目的

○「予防接種・ワクチンで防げる疾病は予防すること」
○感染症危機発生時に、その対抗手段となる「感染症危
という基本的な理念の下、ワクチンの研究開発を推進
機対応医薬品等(MCM: Medical
する。
Countermeasures)」の利用可能性を確保することは
○日本再興戦略(平成25年6月14日閣議決定)を踏まえ、 重要。
国内外の感染症対策に必要なワクチンを世界に先駆け
○平時からMCMの利用可能性を確保すべき感染症の指定
て開発することを目指す。
や確保のあり方等を検討する。
○MCMの確保のため、重点感染症を指定する。

実施す
る内容

ワクチンの研究開発を促進するために、国が検討すべき
こととして、
①ワクチンの需給の見通しに関する情報提供:国内外で
の疾病負荷並びに海外でのワクチンの開発、導入の状
況等
②感染症対策の目標設定:特定の感染症について目標を
設定し、排除・撲滅を計画的に推進する
③感染症の疫学情報の整備:感染研などとの連携強化
④小児の治験を実施する環境の整備
⑤ワクチンの基礎研究並びに実用化に向けた支援及び産
学官の協力

ワクチン開発・生産体制強化戦略の確実な推進に向け、
AMEDで以下の3つの研究開発事業を行う。
①ワクチン・新規モダリティ研究開発事業
②ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠
点の形成
③創薬ベンチャーエコシステム強化事業
<対象となる感染症>
○厚生労働省において検討される重点感染症を対象とす
ることを基本とし、特に我が国としてワクチン開発の
優先度が高いものから研究開発に着手
○国際協力などの必要性により取り組むべき感染症に対
するワクチン開発も視野に入れる。
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