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資料2 母子健康手帳に関する主な論点と今後の対応案(1) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26130.html
出典情報 母子健康手帳、母子保健情報等に関する検討会(第2回 6/30)《厚生労働省》
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2. 父親や家族による記載の充実について
【現状・経緯】(参考資料2スライド 14~15 参照)
・政府としては、
「少子化社会対策大綱」
(令和2年5月 29 日閣議決定)にお
いて、男女ともに仕事と子育てを両立できる環境の整備や、男性の家事・育
児参画の促進等を進めているところ。
・令和3年度に開催した「母子健康手帳等に関する意見を聴く会」においては、
父親の気持ち等の記載欄の充実や両親学級の受講記録欄の充実(母親と父親
を分けて設ける)などについての意見もあった。
・平成 23 年の検討会において、父親の育児参画促進の観点から、父親も記載
できるような欄を増やし、現行の母子健康手帳には、父親の氏名、生年月日、
年齢、職業、夫の健康状態(健康/よくない、よくない場合は病名)、父親の
育児休業の期間等の記載欄を設けたが、妊娠中は「妊婦自身の記録」とされ
ており、父親は記載しづらいとの指摘もある。
【検討会での主なご意見】
・子育ては父親の役割も非常に大きく、社会でも父親の子育てを推進してい
ることを踏まえて検討すべきではないか。
・養育環境や養育者の状況として、父親のことを記載できるとよいのではな
いか。
・ひとり親や、父親がいない家庭を配慮した表現への変更や、父親の欄の追加
を検討すべきではないか。
・家族にはいろいろなスタイルがある中で、
「両親」という言葉は使わない方
がよいのではないか。
【今後の対応案】
・妊娠中や産前教室などについても、父親や家族が記載する欄を増やす等の工
夫をしてはどうか。

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