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資料2-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(修正)(告示番号旧24) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26038.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第135回 6/16)《厚生労働省》
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日本産科婦人科学会は 2018 年に公表された LACC 試験の結果を受けて「子宮頸
癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術について」を 2019 年 3 月 4 日付けで公開
し、当該術式を施行する施設の登録制度を運用開始し、その後改訂を経て、
「子宮
頸癌に対する腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮頸がんに限る)に関する指針」を学
会 HP に掲載している。
https://www.jsog.or.jp/modules/committee/index.php?content_id=161
その中で、腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮頸がんに限る)の施設基準および術
者基準を厳しく規定し、対象症例を T1a1, T1a2,T1b1, T1b2, T2a1 の範囲を超え
ないことと制限し、腫瘍細胞が腹腔内に曝露・散布されることがないように、膣管
の切開や子宮の摘出方法に十分注意すると規定している。したがって、今回の先進
医療技術も、保険収載されている腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮頸がんに限る)
と同様に施設基準および術者基準を厳しく規定し、対象症例を T1a1, T1a2,T1b1,
T1b2, T2a1 の範囲を超えないことと規定し、術式を細かく規定すれば保険診療と
して実施できると考える。