よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料9 中島参考人提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25683.html
出典情報 母子健康手帳、母子保健情報等に関する検討会(第1回 5/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

各手帳制度の概要
(中島正夫.日本公衆衛生雑誌 58(7) 515-525. 2011. )
乳幼児体力手帳制度

妊産婦手帳制度

実施時期

1942~1945年度

1942~1947年度

根 拠

国民体力法

妊産婦手帳規程

主な対象

乳幼児

妊産婦・乳児(初めて体力検査を受けるまで)

・「国民体力法」の改正により乳幼 ・妊娠した者が医師または助産婦による証明書
児も体力検査、保健指導の対象と を付して地方長官に妊娠の届出(義務)をする
され受診者に手帳を交付及び妊 ことにより手帳を交付。
産婦手帳制度による出産申告の ・保健医療従事者が妊産婦及び乳児(初めて
際、出生の場合に手帳を仮交付。 の体力検査を受けるまで)の健診や保健指導
・保健医療従事者が乳幼児の体 の記録等を手帳に記載。
力検査や保健指導の結果、予防 ・出産申告書の届出により出産児の健康状態
概 要 接種の記録等を手帳に記載。
等を把握。
・保護者が乳幼児の保健医療の ・妊産婦が自らの及び乳児(同上)の保健医療
記録を携帯することによりその後 の記録を携帯することによりその後(次の妊娠
の支援等に役立てる。
を含む)の妊産婦の支援等に役立てる。
(注)制度が正式に廃止されたの ・一定の母子保健情報を提供(妊産婦の心得)。
は1954年であるが、予算が講じら ・妊産育児に必要な物資の配給手帳として利
れたのは1945年度まで。
用。
4