医療費の動向

【令和3年度4月～1月の状況】

＜概観＞

○ 令和3年度4月～1月の概算医療費は 36.7兆円。前年同期と比べると、前年の新型コロナウイルス感染症の影響等による減少の反動もあり、
金額で＋1.8兆円、伸び率で5.1%の増加となった。
○ 一方、新型コロナウイルス感染症の影響のない前々年同期と比べると、0.8%の増加となっており、その内訳を見ると、受診延日数は▲5.8%と
減少し、1日当たり医療費は7.1%増加している。
平成28年度

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度
4月～1月

概算医療費
対前年増減額
伸び率
（休日数等補正後）
受診延日数
1日当たり医療費

（兆円、％）
令和3年度
4月～1月

41.3

42.2

42.6

43.6

42.2

34.9

36.7

▲ 0.2

0.9

0.3

1.0

▲ 1.4

5.9

1.8

▲ 0.4

2.3

0.8

2.4

▲ 3.2

▲ 4.0

5.1

(▲ 0.4)

(2.3)

(0.9)

(2.9)

(▲ 3.9)

(▲ 4.6)

▲ 0.7

▲ 0.1

▲ 0.5

▲ 0.8

▲ 8.5

▲ 9.6

4.2

▲ 5.8

0.3

2.4

1.3

3.2

5.8

6.2

0.8

7.1

※１

(5.0)

令和3年度
4月～1月
対前々年
0.8
※２

(0.1)

※１ 令和3年度4月～1月の休日数等の 対前年同期差異は 休日でない木曜日が2日少なかったことから、伸び率に対する休日数等補正は▲0.1% 。
※２ 令和3年度4月～1月の休日数等の 対前々年同期差異は 日曜・祭日等が3日少なく、土曜日が2日多く、休日でない木曜日が2日少なかったことから、
伸び率に対する休日数等補正は▲0.7% 。
※３ 概算医療費に含まれる公費負担医療については、システム上、医療扶助対象者等が新型コロナウイルス感染症に関連する医療を受けた場合に新型コロナウイルス
感染症に係る医療費だけが計上されている。医療扶助分を含む医療費をＮＤＢベースの医科メディアスを用いて計算すると、
令和3年度4月～1月 概算医療費の対前々年伸び率は+1.4%、稼働日数補正後で+0.7%になる。
※４ 主傷病がCOVID-19であるレセプト（電算処理分）を対象に医科医療費を集計すると、令和３年度4月～1月で 3,300億円 （全体の0.9%）程度。

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