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【資料2】OTC類似薬の保険給付の見直しの実施に向けた技術的検討会について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73929.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第212回 6/18)《厚生労働省》
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社会保障審議会医療保険部会 議論の整理 (令和7年12月25日)(OTC 類似薬部分抜粋②)
○これらの意見を踏まえ、以下の者については特別の料金を徴収しない方向で検討を進めるべきである。
・ こども
・ がん患者や難病患者など配慮が必要な慢性疾患を抱えている方
・ 入院患者や処置等の一環で OTC 類似薬の処方が必要な方

・ 医師が対象医薬品の長期使用等が医療上必要と考える方
<③OTC 類似薬の範囲>
○ OTC 類似薬の範囲について、医療の中で医師や薬剤師が使う医薬品であ る「医療用医薬品」と患者が自ら選択する「OTC 医薬品」では、有効成分が一
致していても、用法・用量、効能・効果、投与経路・剤形などに違いがあることがあることを示した。
○当部会では、費用負担の在り方について、

・ 成分が一致していても、用法・用量、効能・効果、対象年齢、投与経路、剤形など、様々な違いがあり、OTC 類似薬だからといって、単純に保険適用
から外すことは難しい
・ 用法・用量、効能・効果等の違いを踏まえつつ、OTC 医薬品で代替可能なものはできるだけ広い範囲を対象として具体的な検討を進めるべき
などの意見があった。
○これらの意見を踏まえ、特別の料金の対象となる医薬品の範囲は、OTC 医薬品と成分が同一の医療用医薬品のうち 、最大用量や投与経路、効能・効果を
考慮して OTC 医薬品との代替性が高いと思われるものとするべきである。

○また、患者団体ヒアリングも行い、
・ がん患者の中には、疼痛治療のために最大量のアセトアミノフェン、 ロキソニンテープ、便秘対策のために酸化マグネシウムも服用されてい る方もいる。
OTC 類似薬に関する議論について、経済的負担、制度面での不安も大きい。
・ がんや難病の患者の中にも、OTC 類似薬を日常的に、あるいは長期に継続して使用している者がいる
・ 疾患の発症はわずかな発熱、皮膚の異常、せきなどから始まることもあるが、発症数週間で亡くなる病態もあり、1日病院に行くのが遅れていれば危な
いこともある。重症化すれば、高額な薬を使用しても治らない、非可逆的な状態になる。病院に行くか、行かないか、1日の迷いが生命を左右する
・ 自分の症状が受診すべきかを患者自身が正確に判断することは不可能
・ アトピー性皮膚炎の場合、全身に毎日2回塗る必要があり、1回に 500 グラム処方されても2か月もたない。その他、バイオ製剤などや抗炎症薬も必要
で、保険適用除外になれば患者の負担は相当重くなる
・ 例えばこどものアトピー性皮膚炎では症状をコントロールし再び悪化させないために定期的に軟膏(OTC 類似薬)を使い続ける必要。保険適用除外は、
一部のアレルギー疾患患者が適切な治療の継続をあきらめ症状を悪化させてしまう
・ 医療用医薬品や OTC の使用状況をドラッグストアの薬剤師や登録販売 者の方が総合的に把握していない中では、飲み合わせや相互作用に適切に対応で
きない
・ OTC 類似薬を10割負担にすると患者負担が重くなりすぎる。OTC 類似薬である医療用医薬品について追加負担を求めるとしても、患者負担が重くなりす
ぎないように配慮が必要
との意見もあった。
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