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参考資料3 小児がん拠点病院等の整備に関する指針 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25736.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会(第6回 5/18)《厚生労働省》
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従事者等によるがん愚者の症状、状態及び治療方針等を意見交換・
共有・検討・確認等するためのカンファレンスをいう。 以下同

じ。) を設置し、定期的に開催すること。また、必要に応じて、歯
科医師や楽剤師、看護師、管理栄養士、歯科衛生士、理学療法士、
作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士 (特に医療ツーシャルワーカ
ー) 、公認心理師等の専門的多職種の参加を求めること。キャンサ
ーボードで検討した内容については、記録し、関係者間で共有する
こと。

小児がん連携病院と協力し、小児がん愚者に対して、移行期医療
や成人後の晩期合併症対応等も含めた長期フォローアップ体制を構
築していること。

AYA世代にあるがん愚者について、がん診療連携拠点病院等へ
の紹介も含めた適切な医療を提供できる体制を構築していること。
緊急時に小児がん患者が入院できる体制を確保すること。
治療に伴う生殖機能への影響など、がん治療開始前に適切な情報
提供を行うとともに、愚者等の希望も踏まえ、生殖機能の温存の支
援を行う体制を構築していることが望ましい。

保険適応外の免疫療法等の先進的な治療を実施する場合は、科学
的知見を集積する観点から、原則として治験、先進医療を含めた了臨
床研究の枠組みで行うこと。

② 薬物療法の提供体制

薬物療法のレジメン (治療内容をいう。) を審査し、組織的に管理

する委員会を設置すること。なお、当該要員会は、必要に応じて、キ
ャンサーボードと連携協力すること。
③ 緩和ケアの提供体制





(2) の①のウに規定する医師及び (2) の②のウに規定する看
護師等を構成員とする小児の緩和ケアチームを整備 し、当該緩和ケ
アチームを組織上明確に位置付けるとともに、小児がん患者に対し
適切な緩和ケアを提供すること。

外来において専門的な小児の緩和ケアを提供できる体制を整備す
ることが望ましい。

アに規定する緩和ケアチーム並びに必要に応じて主治医及び看護
師等が参加する症状緩和に関するカンファ レンスを定期的に開催す
ること。

院内の見やすい場所にアに規定する緩和ケアチームによる診答が
受けられる財の掲示をするなど、小児がん愚者及びその家族等に対
し必要な情報提供を行うこと。

小児がん連携病院やかかりつけ医等の協力・連携を得て、主治医