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出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00285.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和8年度第1回 5/14)《厚生労働省》 |
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(2) 重症度、医療・看護必要度について
① 一般病棟用の重症度、医療・看護必要度について
○ 「重症度、看護必要度」は、平成20年度改定において、病棟のタイムスタディ調査等の研究成果をもとに、
「入院患者へ提供されるべき看護の必要量」を予測する指標として導入され、これを活用した報酬評価が開
始された。
○ その後、平成26年度改定では、患者像に応じた適正な評価を行う観点から「重症度、医療・看護必要度」に
名称が変更され、急性期患者の医学的な特性を測る目的を重視して項目の改定が行われた。
○ さらに、平成28年度改定では医学的状況を測るC項目が加わり、平成30年度改定において、病棟の看護職員
の測定負担を軽減する観点から、A項目及びC項目をレセプト電算コードにより評価する「重症度、医療・
看護必要度Ⅱ」が選択可能とされた。
○ このような経緯を踏まえれば、よりよい入院医療の報酬評価を実現するための「重症度、医療・看護必要
度」の在り方を検討する前提として、
- 「入院患者へ提供されるべき看護の必要量を予測すること」
- 「急性期患者の医学的な特性を測ること」
という2つの考え方をどのように勘案すべきかについて、整理する必要がある。
○ また、開始から約20年の経過を経て、入院患者の高齢化や、電子カルテ等のICT技術の進展、インフォーム
ド・コンセント等患者本位の医療の普及等による病棟看護業務の変化に伴って、現在の指標が、現在の実際
の病棟の看護の必要量を適切に推測できているのか、検証する必要がある。
○ この点、最新の病棟のタイムスタディ調査によると、病棟看護業務の約25%を「診療・治療」が占め、約
25%を「患者のケア」が占めている実態が明らかとなったが、このうち「診療・治療」の定量的評価は、診
療行為のレセプト電算コードを用いて表現可能であり、A項目・C項目、医療資源投入量(包括範囲出来高実
績点数)はレセプト電算コードを活用した評価方法となっている。また、「患者のケア」については、要介
護度、ADL、B項目などで測定されうるが、これらの評価項目は重複があり、一定の類似性があるという分析
結果となっている。
○ 特に B項目については、患者の高齢化に伴う近年の看護業務の増加を証明することに有用ではないかという
意見があるが、B項目のこうした観点での有用性の検証は、レセプトデータや診療行為情報が主体のDPC
データ(E・Fファイル)では限界があることに留意する必要がある。
(続く)
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① 一般病棟用の重症度、医療・看護必要度について
○ 「重症度、看護必要度」は、平成20年度改定において、病棟のタイムスタディ調査等の研究成果をもとに、
「入院患者へ提供されるべき看護の必要量」を予測する指標として導入され、これを活用した報酬評価が開
始された。
○ その後、平成26年度改定では、患者像に応じた適正な評価を行う観点から「重症度、医療・看護必要度」に
名称が変更され、急性期患者の医学的な特性を測る目的を重視して項目の改定が行われた。
○ さらに、平成28年度改定では医学的状況を測るC項目が加わり、平成30年度改定において、病棟の看護職員
の測定負担を軽減する観点から、A項目及びC項目をレセプト電算コードにより評価する「重症度、医療・
看護必要度Ⅱ」が選択可能とされた。
○ このような経緯を踏まえれば、よりよい入院医療の報酬評価を実現するための「重症度、医療・看護必要
度」の在り方を検討する前提として、
- 「入院患者へ提供されるべき看護の必要量を予測すること」
- 「急性期患者の医学的な特性を測ること」
という2つの考え方をどのように勘案すべきかについて、整理する必要がある。
○ また、開始から約20年の経過を経て、入院患者の高齢化や、電子カルテ等のICT技術の進展、インフォーム
ド・コンセント等患者本位の医療の普及等による病棟看護業務の変化に伴って、現在の指標が、現在の実際
の病棟の看護の必要量を適切に推測できているのか、検証する必要がある。
○ この点、最新の病棟のタイムスタディ調査によると、病棟看護業務の約25%を「診療・治療」が占め、約
25%を「患者のケア」が占めている実態が明らかとなったが、このうち「診療・治療」の定量的評価は、診
療行為のレセプト電算コードを用いて表現可能であり、A項目・C項目、医療資源投入量(包括範囲出来高実
績点数)はレセプト電算コードを活用した評価方法となっている。また、「患者のケア」については、要介
護度、ADL、B項目などで測定されうるが、これらの評価項目は重複があり、一定の類似性があるという分析
結果となっている。
○ 特に B項目については、患者の高齢化に伴う近年の看護業務の増加を証明することに有用ではないかという
意見があるが、B項目のこうした観点での有用性の検証は、レセプトデータや診療行為情報が主体のDPC
データ(E・Fファイル)では限界があることに留意する必要がある。
(続く)
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