第121回医療部会における業務効率化・職場環境改善に関するご意見
（注）主な御意見を事務局の責任で整理したもの。（御意見の趣旨を踏まえて文言を整理している。）

１．医療機関の業務のDX化の推進について
○少ない人手で、いかに質を落とさず、効率的に業務を回して、国民の命や健康を全国で確保し続ける、守り続けるためにはどうしたら
いいのかというような問題設定、そのために何をすべきかということを考えることが必要。
○ 生産性が上がるであろう個々の従事者の賃金水準なども生産性の上昇に見合ったものに上げていくということは当然。
○ DX化ができるだけ負担なく導入できるように、もっと良いものにしていく必要。医療機関が直接DX化に対応できないとしても、何ら
かの形で支援なり仕組みをつくることでDX化の恩恵が被れるようにすること、あるいは全く対応できないところでも、DX化以外の多
様な効率化について様々な支援をしていくことは必須である。業務効率化のためにはDX以外のこと、DXを使いやすくすることをしっ
かりと書くべきだ。高齢な医療職種がＤＸ化についていけないことがないよう、丁寧な議論を重ねていただきたい。
○ 医療現場での人手不足については医療界及び国が取り組む必要がある。
○ 限りある人材の中で、業務効率化に資する技術開発の推進は国が積極的に推し進めるべき。
○ ＤＸ化は、国として投資すべき分野だと思うので、その財源は（保険料ではなく）公費による予算を確保してほしい。
○ 急速な医療DXの進行についていけないような高齢者の歯科医師に対する対応、誰も取り残されないような丁寧な議論を重ねていただ

きたい。

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