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6 先進医療技術の科学的評価等について(先-6-3)[142KB] (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00111.html
出典情報 先進医療会議(第149回 12/4)《厚生労働省》
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学会からは、第 136 回先進医療会議(令和6年 10 月3日)において、



引き続き学会内に臓器別ワーキンググループを置き、放射線治療との比較を患
者背景等と踏まえて解析し提出する予定。



特に食道癌と局所進行肺癌については、安全性を評価項目として、別途前向き
に研究を実施する。
(安全性をエンドポイントとし別途データを収集し、2027 年秋
に短期の治療関連毒性を、2029 年秋に最終報告を実施する。)

等の対応と方針が示されている。

3.学会から提出された科学的根拠等について


今般、学会より、
「先進医療として実施した粒子線治療と既存の放射線治療との
比較」として、適応症毎の解析結果をまとめた報告書が提出された。

4.粒子線治療に対する評価について(案)


粒子線治療については、構成員等の事前評価結果(全適応症を対象としたもの)
は IIa であるが、事前評価において、
・ 今回提供された資料は、粒子線治療として陽子線治療と重粒子線治療の両方
が含まれており、重粒子線治療単独での報告がない。
・ 全生存割合(Overall survival, OS)や有害事象は多くが同等で、一部の癌腫
で優越性を示している。
等の指摘がされていることを踏まえ、引き続き適応症毎にエビデンスを検討する
こととしてはどうか。
※ 次回の先進医療会議(令和8年1月8日開催予定)において、検討を行う。

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