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3 先進医療Bの総括報告書に関する評価について(先-3-3)[702KB] (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00111.html |
| 出典情報 | 先進医療会議(第149回 12/4)《厚生労働省》 |
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認められれば、ネシツムマブはEGFR遺伝子増幅陽性切除不能食道・胃・小腸・尿路上皮・
乳がんに対して有効であると判断する。ただし、開発を継続するべき有効集団は、
translational research(TR)研究結果も含めて判断する。
○副次評価項目:
有効性評価基準:
奏効期間、無増悪生存期間、全生存期間、治療成功期間、病勢制御割合、腫瘍縮小割合、
用量強度、治療開始前の EGFR copy number(CN)と有効性の関連、EGFR CN の変化(治
療開始前と 2 コース開始前)と有効性の関連
安全性評価基準:
有害事象発生割合
○目標症例数:
22 例(登録症例数:22 例)
○試験期間:
令和4年8月~令和7年8月
医療技術の試験結果:
○有効性の評価結果
主要評価項目
FAS(22例)の客観的奏効割合について、奏効例数、割合は、5例、22.7%(9.6%)であり、
22例全例が適格の場合は6例以上の奏効例が認められれば、ネシツムマブはEGFR遺伝子増
幅陽性切除不能食道・胃・小腸・尿路上皮・乳がんに対して有効であると判断すること
としていたことから、有効性は示されなかった。
副次評価項目
・ 奏効期間中央値(95%信頼区間)は、0.46年(0.06, 0.805)、奏効割合(95%信頼区間)
は「1年」が14.3%(0.7, 46.5)であった。
・ 無増悪生存期間中央値(95%信頼区間)は、0.249年(0.194, 0.468)、無増悪生存割
合(95%信頼区間)は「1年」が9.1%(1.6, 25.1)であった。
・ 全生存期間中央値(95%信頼区間)は、0.561年(0.309, 1.133)、全生存割合(95%
信頼区間)は「1年」が34.6%(15.6, 54.6)であった。
・ 治療成功期間中央値(95%信頼区間)は、0.246年(0.194, 0.342)、治療成功割合(95%
信頼区間)は「1年」が4.5%(0.3, 18.9)であった。
・ 病勢制御例数、割合(95%信頼区間)は、15例、68.18%(45.13, 86.14)であった。
・ 腫瘍縮小割合のwaterfall plot及びspider plotを「11.4.2.6腫瘍縮小割合」に示し
た。
・ 実投与DIの平均値±標準偏差は479.80±69.15 mg/week、中央値(最小値-最大値)
は496.85 mg/week(266.67-539.76)であった。RDIの平均値±標準偏差は89.96±12.97%、
中央値(最小値-最大値)は93.16%(50.00-101.20)であった。
・治療開始前EGFR CNに対する奏効割合のオッズ比(95%信頼区間)は「食道がんを除く
全がん種」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.22、
「胃がん」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.28
であった。
治療開始前EGFR CNに対する無増悪生存期間のハザード比(95%信頼区間)は「全がん
種」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.63、「食道がん」で0.86(0.68, 1.10)、P = 0.23、「胃
がん」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.60であった。
治療開始前EGFR CNに対する全生存期間のハザード比(95%信頼区間)は「全がん種」
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乳がんに対して有効であると判断する。ただし、開発を継続するべき有効集団は、
translational research(TR)研究結果も含めて判断する。
○副次評価項目:
有効性評価基準:
奏効期間、無増悪生存期間、全生存期間、治療成功期間、病勢制御割合、腫瘍縮小割合、
用量強度、治療開始前の EGFR copy number(CN)と有効性の関連、EGFR CN の変化(治
療開始前と 2 コース開始前)と有効性の関連
安全性評価基準:
有害事象発生割合
○目標症例数:
22 例(登録症例数:22 例)
○試験期間:
令和4年8月~令和7年8月
医療技術の試験結果:
○有効性の評価結果
主要評価項目
FAS(22例)の客観的奏効割合について、奏効例数、割合は、5例、22.7%(9.6%)であり、
22例全例が適格の場合は6例以上の奏効例が認められれば、ネシツムマブはEGFR遺伝子増
幅陽性切除不能食道・胃・小腸・尿路上皮・乳がんに対して有効であると判断すること
としていたことから、有効性は示されなかった。
副次評価項目
・ 奏効期間中央値(95%信頼区間)は、0.46年(0.06, 0.805)、奏効割合(95%信頼区間)
は「1年」が14.3%(0.7, 46.5)であった。
・ 無増悪生存期間中央値(95%信頼区間)は、0.249年(0.194, 0.468)、無増悪生存割
合(95%信頼区間)は「1年」が9.1%(1.6, 25.1)であった。
・ 全生存期間中央値(95%信頼区間)は、0.561年(0.309, 1.133)、全生存割合(95%
信頼区間)は「1年」が34.6%(15.6, 54.6)であった。
・ 治療成功期間中央値(95%信頼区間)は、0.246年(0.194, 0.342)、治療成功割合(95%
信頼区間)は「1年」が4.5%(0.3, 18.9)であった。
・ 病勢制御例数、割合(95%信頼区間)は、15例、68.18%(45.13, 86.14)であった。
・ 腫瘍縮小割合のwaterfall plot及びspider plotを「11.4.2.6腫瘍縮小割合」に示し
た。
・ 実投与DIの平均値±標準偏差は479.80±69.15 mg/week、中央値(最小値-最大値)
は496.85 mg/week(266.67-539.76)であった。RDIの平均値±標準偏差は89.96±12.97%、
中央値(最小値-最大値)は93.16%(50.00-101.20)であった。
・治療開始前EGFR CNに対する奏効割合のオッズ比(95%信頼区間)は「食道がんを除く
全がん種」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.22、
「胃がん」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.28
であった。
治療開始前EGFR CNに対する無増悪生存期間のハザード比(95%信頼区間)は「全がん
種」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.63、「食道がん」で0.86(0.68, 1.10)、P = 0.23、「胃
がん」で1.00(1.00, 1.00)、P = 0.60であった。
治療開始前EGFR CNに対する全生存期間のハザード比(95%信頼区間)は「全がん種」
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