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技-1-1 令和8年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価等について(案) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66054.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 医療技術評価分科会(令和7年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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診調組 技-1-1
7.11.20

令和8年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価等について(案)

1.現状について


令和8年度診療報酬改定に向けて、診療報酬における医療技術の適正な評価の観点か
ら、医療技術評価分科会において、学会等から提出された医療技術評価・再評価提案書
(以下「提案書」という。)に基づき、新規医療技術の評価及び既存技術の再評価(以下
単に「評価」という。)に関する検討を行っている。



具体的には、本年2月から6月にかけて、学会等から合計 807 件の提案書が厚生労働
省に提出された。学会等からのヒアリングの内容と、今般医療技術評価分科会の下に設
置したワーキンググループの意見を踏まえ、事務局において提案内容や重複提案の有無
の確認を行ったうえで、
「医療技術評価分科会における評価の対象となる技術(案)」を
作成した。



医療技術の再評価について、令和8年度診療報酬改定に向けては、関係学会からの提
案とは別に、分科会において指定する以下の既存医療技術を対象として、関係学会から
医療技術評価報告書(以下「報告書」という。)の提出を求めることとなった。

A)

令和6年度診療報酬改定において対応する優先度の高いものとされたうち、提案書
の「ガイドライン等での位置づけ」の欄において、
「ガイドライン等で記載あり」とさ
れた技術(計 116 件)

B)

平成 28 年度から令和6年度までの診療報酬改定において、レジストリの登録を要
件として保険適用された技術(計 40 件)



医療技術の体系的な分類について、厚生労働省行政推進調査事業「公的医療保険にお
ける外科手術等の医療技術の評価及びその活用方法等に関する研究」により STEM7の
分類に基づく各手術の麻酔時間の分布に係る解析が行われ、一部整形外科手術において、
術式ではなく手術部位により麻酔時間が異なることが明らかになった。これを踏まえ、
同研究より整形外科領域におけるKコードの見直し案が示され、令和8年度診療報酬改
定に向けては、分科会で引き続き具体的な対応の検討を進めることとした。

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