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財務省財政制度等審議会における 「社会保障②」等の議論について (3 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/012473.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(11/12)《日本医師会》
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診療所の院長給与(医療法人)
・財務省は令和4年度の院長給与の平均値(2,653万円)を示しているが、実際には中央値でみると2,160万円と平均
値よりも約500万円低く、さらに最頻値は1000万円~1500万円であり平均値の半分程度であった。分布に偏りがあ
ることを踏まえ、実態を正確に把握するためには、平均値ではなく中央値と最頻値を重視するべきである。
・院長は、診療だけでなく経営上の全責任を負っており、仮に経営が困窮した場合には、連帯保証人として個人財産
を投入してでも返済に対応する責任がある。特に小規模の医療機関では、院長は、医療安全の確保から、人材の確
保、人事・労務、福利厚生、広報、設備の修繕・更新にいたるまで、院内のあらゆることに対応している。
一般診療所(医療法人) 院長の給与の分布
(令和4年度)
最頻値
166 156

160

144

140

平均値
2,653万円

100

80
61

1,500
33 39

40
20

2,160

2,000

63 67

60

2,653

2,500

111

120
80

(万円)
3,000

中央値
2,160万円

1,000~1,500万円

一般診療所(医療法人) 院長の給与
(令和4年度)

1,000~1,500
16 21

31
8

11

1,000

6

500

0

0

平均値

中央値

最頻値

給与(万円)
*中医協総会(2023年11月29日)「【参考】前回ご指摘いただいた資料について
(第24回医療経済実態調査)」から作成

*中医協総会(2023年11月29日)「【参考】前回ご指摘いただいた資料について
(第24回医療経済実態調査)」から作成

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