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【資料6】風しんの排除認定について(報告) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64503.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第99回 10/21)《厚生労働省》
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日本の風しん対策と取り組みについて
目標
平成26年に「風しんに関する特定感染症予防指針」を告示し、
「早期に先天性風しん症候群の発生をなくすとともに、風しんの排除を達成すること」を目標とした。

これまでの主な取り組み
定期予防接種の実施:定期接種率の目標をそれぞれ95%以上とする。(令和6年度:第1期92.7%、第2期91.0%)
自治体に対する技術支援 :風しん発生時の届出や、対応手順の手引き等を作成し、自治体に配布。
抗体検査・予防接種の推奨:普及啓発、自治体に対する抗体検査補助事業を実施。(補助率:国1/2、都道府県等1/2)
感染症発生動向調査:感染症の発生情報の正確な把握と分析から、有効かつ的確な対策を図り、感染症の発生及び
まん延を防止。風しんは五類感染症だが、「直ちに届出」の対象。
• 感染症流行予測調査:集団免疫の現況把握、病原体の検索等の調査を行い、予防接種事業の効果的な運用や総合的
に疾病の流行を予測。
• 風しんの追加的対策:過去に公的に予防接種を受ける機会がなかった特に抗体保有率が低い昭和37年4月2日から
(令和元年度から令和6年度まで)
昭和54年4月1日生まれの男性に対し、追加的に抗体検査・予防接種を実施。





(対象世代の男性の抗体保有率:89.0%(2024年度時点 2025年2月集計の暫定値)

実施累計:抗体検査約504万人、予防接種約109万人(2025年3月集計))

排除認定後も引き続き、風しんの排除状態を確実に維持するために、
今後も継続した風しん対策の推進に努めてまいりたい。
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