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03資料1-1高用量インフルエンザワクチンについて (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63875.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第31回 9/25)《厚生労働省》 |
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2025年8月7日時点
第69回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会
インフルエンザ5類感染症・定点把握
参考資料2
2025(令和7)年9月5日
<概要>
〇インフルエンザウイルスに感染することによる気道感染症。
〇インフルエンザウイルスにはA,B,Cの3型があり、流行的な広がりを見せるのはA型とB型である。現在はA型であるH3N2、H1N1及びB型の
3種のインフルエンザウイルスが世界中で流行している。
〇症状としては、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴である。併せて普通の風邪と
同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状もみられる。
〇小児ではまれに急性脳症を、高齢者や基礎疾患のある人では二次性の肺炎を伴う等、重症化することがある。
〇季節性インフルエンザは流行性があり、短期間に多くの人へ感染が拡がり、急速に収束する(基本再生産係数:約1.3-1.8)。
日本では例年12月~3月に流行する。
<治療・予防>
インフルエンザの週ごとの定点当たり報告数(2018-25年)
○手洗い、マスク着用等の基本的な感染対策が有効である。
70
〇治療薬としては、ノイラミニダーゼ阻害剤、キャップ依存
性エンドヌクレアーゼ阻害剤が用いられる。
60
〇予防には不活化HAワクチンや経鼻弱毒生ワクチンの接種
が有効。
<日本国内での報告状況>
○国立感染症研究所(現 国立健康危機管理研究機構)によ
ると、2024/25シーズンのインフルエンザは、2024年第
44週に全国的に流行開始と判断される定点当たり報告数
1.00を上回り、その後も定点当たり報告数は増加し、第
52週は64.39であった。この定点当たり報告数64.39は、
感染症法にもとづく現行の報告体制となった1999年以降
最大であった。
50
40
30
20
10
0
1
4
7 10 13 16 19 22 25 28 31 34 37 40 43 46 49 52
系列1
系列2
系列3
系列4
出典:国立健康危機管理研究機構:IDWR速報より
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第69回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会
インフルエンザ5類感染症・定点把握
参考資料2
2025(令和7)年9月5日
<概要>
〇インフルエンザウイルスに感染することによる気道感染症。
〇インフルエンザウイルスにはA,B,Cの3型があり、流行的な広がりを見せるのはA型とB型である。現在はA型であるH3N2、H1N1及びB型の
3種のインフルエンザウイルスが世界中で流行している。
〇症状としては、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴である。併せて普通の風邪と
同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状もみられる。
〇小児ではまれに急性脳症を、高齢者や基礎疾患のある人では二次性の肺炎を伴う等、重症化することがある。
〇季節性インフルエンザは流行性があり、短期間に多くの人へ感染が拡がり、急速に収束する(基本再生産係数:約1.3-1.8)。
日本では例年12月~3月に流行する。
<治療・予防>
インフルエンザの週ごとの定点当たり報告数(2018-25年)
○手洗い、マスク着用等の基本的な感染対策が有効である。
70
〇治療薬としては、ノイラミニダーゼ阻害剤、キャップ依存
性エンドヌクレアーゼ阻害剤が用いられる。
60
〇予防には不活化HAワクチンや経鼻弱毒生ワクチンの接種
が有効。
<日本国内での報告状況>
○国立感染症研究所(現 国立健康危機管理研究機構)によ
ると、2024/25シーズンのインフルエンザは、2024年第
44週に全国的に流行開始と判断される定点当たり報告数
1.00を上回り、その後も定点当たり報告数は増加し、第
52週は64.39であった。この定点当たり報告数64.39は、
感染症法にもとづく現行の報告体制となった1999年以降
最大であった。
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系列1
系列2
系列3
系列4
出典:国立健康危機管理研究機構:IDWR速報より
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