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第3回資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24270.html
出典情報 医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(第3回 4/20)《厚生労働省》
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これまでの検討会で頂いた主なご意見

(ユースケースと情報の利活用の仕組み)
▶ 医療分野において、仮名化した情報というのがどのように有用なのか、具体的なユースケースを念頭に置
いた議論を進めていく必要があるのではないか。
▶ 医療情報の活用方法として、大きく分けると「学術研究利用」「次世代医療基盤法に基づく利用」「個人
情報保護法に基づく仮名加工情報としての利用」等があるが、それぞれのユースケースを整理した上で、
具体的な課題を整理する必要があるのではないか。
▶ 共同利用のユースケースの洗い出しなども必要かもしれない。他施設との共同研究が進むと、研究という
面ではメリットもあるが、一方で、倫理審査委員会の審査基準は必ずしも統一されていない。このような
点の整理も必要ではないか。例えば、利用する情報や研究の内容に応じて、審査のレベルを変えるような
効率的な運用も考えられるのではないか。
▶ 個人情報保護法に基づく「仮名加工情報」に過剰な期待をあおるような議論はしない方がよいのではない
か。このような枠組みができたことは大きな進歩であるが、イノベーションのためであれば何にでも利用
できるという類いのものではない。
▶ 情報の利活用の意義を説明するだけではなく、実際に得られた成果などを丁寧にフィードバックしていく
ことが重要。例えば、このような機器の開発に繋がった、あるいは、地域でこういうメリットがあります
といったことをこまめにフィードバックしていくことが必要ではないか。
▶ 例えば、フランスは日本以上に個人情報保護が厳しかった国であるが、徐々に多くの情報が使えるように
なってきた。情報取得や利用手続の透明化を図り、また、データ利活用の意義に関する説明に地道に取り
組んで来たが、このような諸外国の取組に学ぶことも必要ではないか。
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