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資料3-2 喫煙・飲酒の選択肢設定について(田原構成員提出資料) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25397.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関するワーキング・グループ(第1回 4/26)《厚生労働省》
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喫煙についての質問
質問項目

8

現在、たばこを習慣的に吸っている。
(※「現在、習慣的に喫煙している者」とは、「合計100 本以上、又は6ヶ月以上吸っている者」
であり、最近1ヶ月間も吸っている者)

回答

①はい
②いいえ

【課題】
過去喫煙(やめた)を把握していない。
【改訂の理由】
• 喫煙は、動脈硬化や脳卒中死亡(男性の1日1箱以内の喫煙で約1.5倍、1日2箱以上で2.2倍)、
虚血性心疾患死亡(同1.5倍、4.2倍)、2型糖尿病(1日1箱以上の喫煙で発症リスクが男性で
1.4倍、女性で3.0倍)のリスク因子である。
• 禁煙によって時間依存的にこれら疾患リスクは低下するが、生涯非喫煙者と同程度まで疾患リス
クが低下するためには、相当な時間が必要となる。

• 現在の回答選択肢では、「過去喫煙者」「生涯非喫煙者」を区別して把握することができないた
め、疾病リスクが高い過去喫煙者を見逃してしまう。
• 過去喫煙者には、禁煙の継続支援など特有の保健指導が必要である。また、過去喫煙者は生活習
慣の改善(禁煙)に成功した人でもあり、適切な保険指導によって他の生活習慣の改善に繋げら
れるかもしれない。
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