よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4 第6回がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループからの報告 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59971.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第19回 7/25)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

エキスパートパネルの実施要件について(課長通知)の主な改正事項
第6回がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループでの議論を踏まえ、以下の観点で「エキスパートパネ
ルの実施要件について」(令和4年3月3日付け健が発0303第1号厚生労働省健康局がん・疾病対策課長通知)の一部改正(令和7
年7月7日より適用)を行った。
• がん遺伝子パネル検査の結果解釈のために行うエキスパートパネルの構成員が重複可能な要件を明確化する
• がん遺伝子パネル検査の結果解釈のために行うエキスパートパネルを全症例持ち回り協議で開催可能とする
改正通知(がん遺伝子パネル検査におけるEP構成員の重複について)

2 1)固形がんを対象とするがん遺伝子パネル検査におけるエキスパートパネルの開催にあたっては、以下のアからキまでの要件を満
たす構成員がそれぞれ1名以上参加するものとするが、同一の者がアからキまでにある複数の構成員の要件を満たす場合、それ
らの構成員を当該者が重複して担当することは可能である。ただし、ア、ウ、エ及びキ(小児がん症例を自施設で検討する場合)
の構成員については、独立した見解が望ましいため、独立した構成員が参加するものとする。
2)造血器腫瘍又は類縁疾患を対象とするがん遺伝子パネル検査におけるエキスパートパネルの開催にあたっては、以下のアから
カまでの要件を満す構成員がそれぞれ1名以上参加するものとするが、同一の者がアからカまでにある複数の構成員の要件を満
たす場合、それらの構成員を当該者が重複して担当することは可能である。ただし、ア、ウ及びエの構成員については、独立した
見解が望ましいため、独立した構成員が参加するものとする。

改正通知(がん遺伝子パネル検査におけるEPは全症例持ち回り協議で開催可能)

3 エキスパートパネルの開催方法は、参加者がリアルタイムで協議可能な方法又は医療情報システムの安全管理に関するガイドライ
ンに準拠したファイル共有サービス等を介してそれぞれ評価する方法(以下「持ち回り協議」という。)とすること。リアルタイムで協
議可能な方法でのエキスパートパネルを開催する場合は、セキュリティが担保されている場合に限り、画像を介したコミュニケーショ
ンが可能な機器を用いたオンラインでの参加も可能とする。ただし、持ち回り協議の全ての参加者の見解が一致しない場合は、リア
ルタイムで協議可能な方法でのエキスパートパネルを開催する必要がある。
4