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資料2 経済財政諮問会議の検討課題について(参考資料)(有識者議員提出資料) (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0728agenda.html |
出典情報 | 経済財政諮問会議(第9回 7/28)《内閣府》 |
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成長型経済、持続可能な経済社会の実現に向けて
• 人口減少が進み労働力不足が顕在化している日本こそ、AIの活用は必要不可欠。そのためには、リスキリングや労働移動
の円滑化、規制等の各種制度の改革などの取組が必要。
• 次世代AI(汎用人工知能:AGI)を経営戦略立案や教育分野への活用(ソフトウェアAGI)し、ロボット技術(フィジカ
ルAGI)等の我が国が強みを持つ分野と結び付けることで、生産性の大幅な向上が可能であると民間試算が示唆。
• 一例として、AIの利活用は、医療の質や効率を高めることで医療従事者のWLBを改善し、患者満足度を高めるとの指摘。
• 日本のサービス収支はインバウンドなどによる黒字が拡大する一方で、デジタル関連の赤字が拡大。
図1:生成AIや汎用人工知能(AGI)のこなせるタスクの例
図3:AIが医療に与えるインパクトの例(World Economic Forum)
事項例
汎用人工知能(AGI)
生成AI
こなせるタスク 文書作成、
の具体例
翻訳など
ソフトウェアAGI
フィジカルAGI
経営戦略立案、市
場分析、教育など
調理、警備、
外科手術など
精度の
向上
効率化、
生産性の
向上
図2:日本経済研究センター試算
生成AI・AGIによるTFP上昇率の押し上げ効果(日本)
2
(期中平均、%pt)
■生成AI
■フィジカルAGI
2030年以降のAGIによるTFP上昇率の
押し上げ効果の平均値:0.72%
1.5
16
12
8
4
1
0.5
0
2020年代
30年代
40年代
50年代
60年代
•
脳スキャン解析で、高精度・短時間で脳卒中を診断
医師が見逃す骨折(最大10%と推計)を検出
AI診断で1000種以上の疾患(アルツハイマーも含む)の
罹患リスクを早期予測 など
医療AIプラットフォーム等の活用により、診療記録の自動
化、臨床チャットボットによる早期判断などを通じて、
再入院率30%減、診察時間40%減、救急搬送要否を80%の
精度で予測し病床を有効活用 など
図4:日本のサービス収支の構成と推移(受取:正・支払:負)
(兆円)
■ソフトウェアAGI
具体例
•
•
•
デジタル関連以外の収支
(兆円)
16
旅行
産業財産権
その他収支
3.9
デジタル関連収支
■著作権等使用料
(PC等のソフトウェア、コンテンツ利用料等)
12
■コンピュータサービス
8
■専門・経営コンサルティングサービス
(各種クラウドサービス利用料等)
(プラットフォームへの広告掲載料等)
4
0
0
-4
-4
-8
-8
-12
-12
-6.7
70年代
(備考)図1・2:日本経済研究センター「2075年 次世代AIでよみがえる日本経済」、図3: World Economic Forum “6 ways AI is transforming healthcare” (2025.3.14)、
図4:日本銀行・財務省「国際収支統計」を基に作成。AGIは”Artificial General Intelligence”の略。
デジタル関連以外の収支の「その他収支」には、輸送、金融、年金・保険、研究開発、技術サービス等の収支が含まれる。
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• 人口減少が進み労働力不足が顕在化している日本こそ、AIの活用は必要不可欠。そのためには、リスキリングや労働移動
の円滑化、規制等の各種制度の改革などの取組が必要。
• 次世代AI(汎用人工知能:AGI)を経営戦略立案や教育分野への活用(ソフトウェアAGI)し、ロボット技術(フィジカ
ルAGI)等の我が国が強みを持つ分野と結び付けることで、生産性の大幅な向上が可能であると民間試算が示唆。
• 一例として、AIの利活用は、医療の質や効率を高めることで医療従事者のWLBを改善し、患者満足度を高めるとの指摘。
• 日本のサービス収支はインバウンドなどによる黒字が拡大する一方で、デジタル関連の赤字が拡大。
図1:生成AIや汎用人工知能(AGI)のこなせるタスクの例
図3:AIが医療に与えるインパクトの例(World Economic Forum)
事項例
汎用人工知能(AGI)
生成AI
こなせるタスク 文書作成、
の具体例
翻訳など
ソフトウェアAGI
フィジカルAGI
経営戦略立案、市
場分析、教育など
調理、警備、
外科手術など
精度の
向上
効率化、
生産性の
向上
図2:日本経済研究センター試算
生成AI・AGIによるTFP上昇率の押し上げ効果(日本)
2
(期中平均、%pt)
■生成AI
■フィジカルAGI
2030年以降のAGIによるTFP上昇率の
押し上げ効果の平均値:0.72%
1.5
16
12
8
4
1
0.5
0
2020年代
30年代
40年代
50年代
60年代
•
脳スキャン解析で、高精度・短時間で脳卒中を診断
医師が見逃す骨折(最大10%と推計)を検出
AI診断で1000種以上の疾患(アルツハイマーも含む)の
罹患リスクを早期予測 など
医療AIプラットフォーム等の活用により、診療記録の自動
化、臨床チャットボットによる早期判断などを通じて、
再入院率30%減、診察時間40%減、救急搬送要否を80%の
精度で予測し病床を有効活用 など
図4:日本のサービス収支の構成と推移(受取:正・支払:負)
(兆円)
■ソフトウェアAGI
具体例
•
•
•
デジタル関連以外の収支
(兆円)
16
旅行
産業財産権
その他収支
3.9
デジタル関連収支
■著作権等使用料
(PC等のソフトウェア、コンテンツ利用料等)
12
■コンピュータサービス
8
■専門・経営コンサルティングサービス
(各種クラウドサービス利用料等)
(プラットフォームへの広告掲載料等)
4
0
0
-4
-4
-8
-8
-12
-12
-6.7
70年代
(備考)図1・2:日本経済研究センター「2075年 次世代AIでよみがえる日本経済」、図3: World Economic Forum “6 ways AI is transforming healthcare” (2025.3.14)、
図4:日本銀行・財務省「国際収支統計」を基に作成。AGIは”Artificial General Intelligence”の略。
デジタル関連以外の収支の「その他収支」には、輸送、金融、年金・保険、研究開発、技術サービス等の収支が含まれる。
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