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資料1_第15回検討会の主なご意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60318.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第16回 7/30)《厚生労働省》
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といった特殊な小児疾患に対応する専門医療機関連携薬局のあり方を議論すべきであり、
普通の小児医療とは区別して考えることが重要ではないか。また、移行期医療(小児か
ら成人への移行)という、成人化していくところでの小児特有の疾病を持ちながら大き
くなっていく方についてもある程度小児科領域で見ていく必要があるため、専門医療機
関連携薬局がバックアップしていくことも議論に入れるべき。議論が散漫にならないよ
う、疾患を絞った形で論点整理を行う必要がある
18.専門性のある薬局と地域の薬局がうまく連携し、普段は地域薬局で調剤し、必要時にハ
ブ薬局(専門薬局)が対応する形が望ましいのではないか。
19.小児分野が専門医療機関連携薬局になったとして、現在の小児薬物療法認定薬剤師と別
の高い要件を求めるべきかどうかについては、小児薬物療法認定薬剤師のままでお願い
し、早期に小児の専門医療機関連携薬局が増える状況にしたい気持ちがあるが、水準を
揃えるためには、一層の積み重ねが必要だと考える。現在の認定薬剤師は全国に約 1000
名おり、7 割が女性で、さらにそのうち 7 割が病院、3 割が薬局に在籍しているところ、
これらの薬剤師の力をさらに高めて対応できる形が望ましい。
【認定薬局(地域連携薬局、健康増進支援薬局)について】
20.制度の趣旨が明確化され、役割・機能が分かりやすいものになることが最も重要。また、
健康増進支援薬局、地域連携薬局それぞれの役割に応じた部分が基準となるような方向
にすべきと考える。
21.個々の薬局に必要な機能に関する基準には、薬局の体制整備、地域の医療・健康におけ
る公共的な活動方針の理解、薬剤師倫理の保持、地域薬剤師会との連携、法令遵守とい
った基盤となる事項も盛り込んでほしい。また、令和元年に現行の基準を策定した以降
に進展した、DX 関連(オンライン資格確認、電子処方箋、オンライン服薬指導など)も
視点としてあってもいいのではないか。
22.地域・拠点で確保すべき機能に関する基準について実績を要求することについて質の担
保の点から大事と考えるが、離島・へき地などについては前提が異なっており全国一律
の要件の場合には厳しいこともありうるため、そういった場合を想定したフレキシブル
な対応が可能になるよう求める。
23.認定薬局の基準は、複雑なものにせず、分かりやすいことが非常に重要。認定薬局の認
知と活用促進につなげるためにも分かりやすさが一つの重要な要素である。
24.地域・拠点で確保すべき機能については、「必要に応じ」という文言ではやや弱く、「原
則として実績を求める」とするのがよいのではないか。ただし、地域の事情があろうか
と思うので基準を一律にはしなくてもよいのではないか。目標を設定して、それを達成
できているかどうかについて見ていくことが必要。

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