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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和6年度2月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2025/02/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和6年度2月(6/30)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和6年度2月号
○ 概要
(1) 令和6年度2月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,614 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)▲3.7%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,502
円(伸び率+0.4%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 1,839 億円(伸び率▲0.7%)、薬剤料が 4,762 億円
(伸び率▲4.9%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 1,000 億円(伸び率+2.2%)であっ
た。(→P.4,5)
薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,256 円(伸び率▲1.9%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.84 種類(伸び率+2.1%)、27.2 日(伸び率+1.5%)、
68 円(伸び率▲5.4%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 3,659 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)▲232 億円)
を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 696
億円(伸び幅▲12 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 52 漢方製剤の+25 億円(総
額 148 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,659 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(▲232 億円)

医薬品(696 億円)

(513 億円)

(493 億円)

0 歳以上

17.4 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲1.4 億円)

(5.2 億円)

(3.4 億円)

(2.8 億円)

5 歳以上

98.3 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(▲14.8 億円)

(34.2 億円)

(25.4 億円)

医薬品(6.6 億円)

15 歳以上

1,398 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

42 腫瘍用薬

65 歳未満

(▲81 億円)

医薬品(263 億円)

(256 億円)

(163 億円)

65 歳以上

731 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(▲82 億円)

医薬品(168 億円)

(130 億円)

(116 億円)

1,414 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(▲53 億円)

医薬品(258 億円)

(239 億円)

(196 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,502 円(伸び率
+0.4%)で、最も高かったのは北海道(11,395 円(伸び率+2.3%))、最も低かった
のは佐賀県(8,284 円(伸び率+1.1%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは福井県(伸び率+8.4%)、最も低かったのは山梨
県(伸び率▲1.7%)であった。(→P.31~32)

(4)