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総-6 参考5[153KB] (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58800.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第609回 6/18)《厚生労働省》 |
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中医協 総-6参考5
7 . 6 . 1 8
保険適用上の留意事項の改正内容
〇 デュピクセント皮下注 300mg シリンジ及びデュピクセント皮下注 300mg ペ
ン(「慢性閉塞性肺疾患」に関する追加事項)
<診療報酬明細書の摘要欄に記載を求める事項>
① 治療の責任者の要件のいずれに該当するか。
(参考)最適使用推進ガイドライン デュピルマブ(遺伝子組換え)~慢性閉塞性肺疾
患~(抄)
① 施設について
・ COPD の病態、経過と予後、診断、治療(参考:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断
と治療のためのガイドライン(以下、
「診療ガイドライン」))を熟知し、本剤に
ついての十分な知識を有し、COPD の診断及び治療に精通する医師(以下に該当
する医師)が、当該診療科の本剤に関する治療の責任者として配置されている
こと。
医師免許取得後 2 年の初期研修を修了した後に、以下の研修を含む 4 年以上の
臨床経験を有していること。
・ 3 年以上の COPD に関する呼吸器科診療の臨床研修
又は
・ 3 年以上の COPD に関連するアレルギー診療の臨床研修
②
投与対象となる患者要件への該当性。
(参考)最適使用推進ガイドライン デュピルマブ(遺伝子組換え)~慢性閉塞性肺疾
患~(抄)
5.投与対象となる患者
【患者選択について】
投与の要否の判断にあたっては、以下に該当する患者であることを確認する。
1. 診療ガイドライン等を参考に、COPD の確定診断がなされている。
2. 気管支拡張薬投与後の FEV1 が予測値の 30%超 70%以下の気流閉塞を伴う。
3. LAMA、LABA 及び ICS(ICS が禁忌の場合は LAMA 及び LABA)を 3 カ月以上併用し
ている。
4. 中等度の増悪(注 1)(注 2)を年 2 回以上(うち 1 回は全身性ステロイド薬の投与が必
要であった)又は重度の増悪(注 1)(注 2)を年 1 回以上認め、このうち少なくとも 1
回の増悪は LAMA、LABA 及び ICS(ICS が禁忌の場合は LAMA 及び LABA)の併用中
に発現している。
5. 血中好酸球数が 300/µL 以上である。
6. 禁煙、呼吸リハビリテーション等の非薬物療法に関する管理計画が作成され、適
切に実施されている。
(注 1)診療ガイドラインでは、増悪について、
「息切れの増加、咳や痰の増加、胸
部不快感・違和感の出現あるいは増強などを認め、安定期の治療の変更が
必要となる状態をいう。ただし、他疾患(肺炎、心不全、気胸、肺血栓塞
栓症など)が先行する場合は除く。症状の出現は急激のみならず、緩徐の
場合もある」とされている。
1
7 . 6 . 1 8
保険適用上の留意事項の改正内容
〇 デュピクセント皮下注 300mg シリンジ及びデュピクセント皮下注 300mg ペ
ン(「慢性閉塞性肺疾患」に関する追加事項)
<診療報酬明細書の摘要欄に記載を求める事項>
① 治療の責任者の要件のいずれに該当するか。
(参考)最適使用推進ガイドライン デュピルマブ(遺伝子組換え)~慢性閉塞性肺疾
患~(抄)
① 施設について
・ COPD の病態、経過と予後、診断、治療(参考:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断
と治療のためのガイドライン(以下、
「診療ガイドライン」))を熟知し、本剤に
ついての十分な知識を有し、COPD の診断及び治療に精通する医師(以下に該当
する医師)が、当該診療科の本剤に関する治療の責任者として配置されている
こと。
医師免許取得後 2 年の初期研修を修了した後に、以下の研修を含む 4 年以上の
臨床経験を有していること。
・ 3 年以上の COPD に関する呼吸器科診療の臨床研修
又は
・ 3 年以上の COPD に関連するアレルギー診療の臨床研修
②
投与対象となる患者要件への該当性。
(参考)最適使用推進ガイドライン デュピルマブ(遺伝子組換え)~慢性閉塞性肺疾
患~(抄)
5.投与対象となる患者
【患者選択について】
投与の要否の判断にあたっては、以下に該当する患者であることを確認する。
1. 診療ガイドライン等を参考に、COPD の確定診断がなされている。
2. 気管支拡張薬投与後の FEV1 が予測値の 30%超 70%以下の気流閉塞を伴う。
3. LAMA、LABA 及び ICS(ICS が禁忌の場合は LAMA 及び LABA)を 3 カ月以上併用し
ている。
4. 中等度の増悪(注 1)(注 2)を年 2 回以上(うち 1 回は全身性ステロイド薬の投与が必
要であった)又は重度の増悪(注 1)(注 2)を年 1 回以上認め、このうち少なくとも 1
回の増悪は LAMA、LABA 及び ICS(ICS が禁忌の場合は LAMA 及び LABA)の併用中
に発現している。
5. 血中好酸球数が 300/µL 以上である。
6. 禁煙、呼吸リハビリテーション等の非薬物療法に関する管理計画が作成され、適
切に実施されている。
(注 1)診療ガイドラインでは、増悪について、
「息切れの増加、咳や痰の増加、胸
部不快感・違和感の出現あるいは増強などを認め、安定期の治療の変更が
必要となる状態をいう。ただし、他疾患(肺炎、心不全、気胸、肺血栓塞
栓症など)が先行する場合は除く。症状の出現は急激のみならず、緩徐の
場合もある」とされている。
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