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3 今後の備えについて (3 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/07pdf_index.html
出典情報 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》
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(2)老後のために必要だと思う備えについて

犯に関する備え(住宅の防災対策、防災用品の

全国の 60 歳以上の男女に、老後の備えとし

備蓄、防犯システムの利用等)
」と回答した割

て、今後どのようなことに取り組む必要がある

合が男性を上回っている。また、男女共に、85

かを聞いたところ、「健康に関する備え(健康

歳以上を除く各年代において「財産管理に関す

の維持・増進、介護予防、保険、病気やけがの

る備え(認知機能の低下等に伴う、財産管理の

治療等)」と回答した割合が約8割で最も高く、

相談(金銭管理サービスの利用等)

」と回答し

次いで、「終活関係の準備(自身の葬儀やお墓

た割合が最も低い。

の準備、財産等の整理・相続の準備)
」と回答

家族形態別で見ると、同居者の有無にかかわ

した割合が約4割となった。また、
「財産管理

らず、
「健康に関する備え(健康の維持・増進、

に関する備え(認知機能の低下等に伴う、財産

介護予防、保険、病気やけがの治療等)
」と回

管理の相談(金銭管理サービスの利用等))
」と

答した割合が最も高く、
「財産管理に関する備

回答した割合は1割未満で最も低い(図1-3

え(認知機能の低下等に伴う、財産管理の相談

- 24)
。なお、65 歳以上について見ると、全体

(金銭管理サービスの利用等))」と回答した割

と比較した際、
「資産形成(貯蓄・投資)など」

合が最も低い。また、
親と同居している人は
「住

と回答した割合が低かった。

まいに関する備え(住宅の確保やリフォーム、

性・年代別で見ると、「資産形成(貯蓄・投資)

修繕等)」と回答した割合がそれ以外の人を上
回っている(図1-3- 25)


など」と回答した割合は男女共に年代が高くな
るほど低く、女性は各年代において「防災・防
図1-3- 24

老後のために必要だと思う備え(全体)
0

20

40

60

健康に関する備え
(健康の維持・増進、介護予防、保険、病気やけがの治療等)
38.1

住まいに関する備え(住宅の確保やリフォーム、修繕等)
(※を除く)

25.5

資産形成(貯蓄・投資)など

24.2

防災・防犯に関する備え
(住宅の防災対策、防災用品の備蓄、防犯システムの利用等)
(※)

21.6
12.4

地域・職場等で人とのつながりを持つこと
7.8

全体(n=2,188)
資料: 内閣府「令和6年度高齢社会対策総合調査(高齢者の経済生活に関する調査)」
(注1)当てはまるものを3つまで回答。
(注2)
「不明・無回答」は除いている。

78

100 (%)
80.7

終活関係の準備
(自身の葬儀やお墓の準備、財産等の整理・相続の準備)

財産管理に関する備え
(認知機能の低下等に伴う、財産管理の相談(金銭管理サービスの利用等)


80