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5 研究開発等 (1 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/07pdf_index.html
出典情報 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》
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(2)科学技術の活用

研究開発等



(1)医療機器の市場規模等

介護福祉機器の導入状況

令和4年度における全国の介護保険サービス

健康立国の実現のためには、科学技術を活用

事業を実施する事業所における介護福祉機器

して高齢期の様々な課題の解決を図るととも

の導入状況は、「ベッド(傾斜角度、高さが調

に、高齢者向け市場の活性化を図ることが重要

整できるもの、マットレスは除く)
」が 43.3%

である。ここでは、医療機器の市場規模を例と

で最も高く、次いで「シャワーキャリー」が

して見ることとする。

31.8%、「車いす体重計」が 30.5%、「自動車用
車いすリフト」が 23.8%となっている。



医療機器の国内市場規模は拡大傾向

介護保険サービス系型別で見ると、
施設系
(入

医療機器の国内市場規模の推移を見ると、拡

所型)は介護福祉機器が他の区分に比べて導入

大傾向にあり、令和元年以降は令和2年を除い

割合が高く、特に「車いす体重計」は 80.1%と

て4兆円を超えている(図1-2-5-1)


なっている。一方、訪問系と居宅介護支援は全
ての介護福祉機器の導入割合が低い(表1-2



医療機器の輸出金額は増加傾向

-5-3)


医療機器の輸出金額の推移を見ると、平成
24 年以降増加傾向にあり、令和3年以降1兆
円を超えている(図1-2-5-2)。

図1-2-5-1

医療機器の国内市場規模の推移

(百万円)
6,000,000
4,871,016

5,000,000
4,119,588

4,000,000
3,000,000

2,675,812

2,785,699

2,747,886

2,886,978

3,021,014

4,341,235

4,406,746

3,955,563

2,901,752

2,000,000
1,000,000
0

26
27
28
29
30




平成25
令和元
(年)
(2013) (2014) (2015) (2016) (2017) (2018) (2019) (2020) (2021) (2022) (2023)

資料:
生労働省「薬事工業生産動態統計年報」
資料:厚
厚生労働省「薬事工業生産動態統計年報」
(注1)
国内市場規模=生産金額+輸入品金額-輸出金額
国内市場規模=生産金額+輸入品金額-輸出金額
(注2)
薬事工業生産動態統計の調査方法が令和元年から変更となったため、平成
30 年以前と令和元年以降の数値は単純に比較できない。
薬事工業生産動態統計の調査方法が令和元年から変更となったため、令和元年以降と平成30年以前の数値は単純に比較できない。

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