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令和6年における行方不明者届受理等の状況 (11 ページ)

公開元URL https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/R6_yukuefumeishakouhoushiryou2.pdf
出典情報 令和6年における行方不明者届受理等の状況(6/5)《警察庁》
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GPS機器等を活用した発見事例

<事例>

<事例>

<事例>

「認知症を患う親族が自宅からいなくなっている。」旨の届出
を受けたことから、行方不明者の靴に取り付けたGPS機器の位
置情報を取得したところ、自宅住所と同じ町内を示したことか
ら、当該場所付近を捜索した結果、翌日の早朝に自宅から約 500
メートル離れた山中で滑落している行方不明者を発見し、保護す
るに至った。

「認知症を患う親族が自転車に乗って自宅を出ていったきり帰
宅しない。」旨の届出を受けたことから、自転車に取り付けたG
PS機器の位置情報を取得したところ、他県内を示したことか
ら、当該県警察に対し行方不明者に関する手配を実施した結果、
届出を受理してから2時間以内に自宅から約 28 キロメートル離
れた他県内において行方不明者を無事発見・保護するに至った。

「独居の親族と連絡が取れないことから、行方不明者の所持す
る紛失防止タグの位置情報を取得したところ、電車で移動してい
る可能性がある。」旨の届出を受けたもので、再度、位置情報を
取得したところ、隣接県内の駅周辺を示したことから、当該県警
察に対し捜索を依頼した結果、届出を受理してから約 45 分で自
宅から約 70 キロメートル離れた駅の周辺で行方不明者を無事発
見・保護するに至った。

GPS機器等は、行方不明者の現在地を正確に把握することができること
から、距離の長短を問わず、迅速かつ的確な発見活動を展開する上で有効

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