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資料4 社会保障分野における今後の対応(福岡臨時議員提出資料) (4 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0526agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第6回 5/26)《内閣府》
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創薬力の強化・後発医薬品の安定供給
 医薬品産業を成長・基幹産業と位置付け、日本を「創薬の地」とするため革新的新薬を生み出すスタートアップ支援や伴走的
な相談支援機能を強化するとともに、国際競争力のある治験・臨床試験体制の強化に取り組む。
 後発医薬品は、今や医薬品全体の取引数量の約半数を占め、我が国の医療を支える基盤。近年、少量多品目生産による非効率
的な製造等を要因とした後発医薬品の供給不安が発生しており、足下の供給不安を解消するとともに、後発医薬品産業の構造
改革を進めていく。

創薬力の強化


ドラッグラグ・ロスの解消や国際競争力強化に向けて
は、アカデミア、スタートアップ、VC、製薬企業、政
府等が相互に協力して創薬に取り組む「エコシステ
ム」の構築が必要。このため、新たな基金により、官
民連携して革新的新薬を生み出すスタートアップを継
続的に支援する。



また、医療系スタートアップの成功事例創出を加速さ
せるため、MEDISO(医療系ベンチャー・トータルサ
ポート事業)において伴走的な相談・支援機能を強化
する。



さらに、国際競争力のある治験・臨床試験体制を強化
するため、ヒト初回試験(FIH試験)体制の整備、海外
のスタートアップが英語で完結した相談を行える国際
共同治験ワンストップ相談窓口の設置等を行う。

後発医薬品の安定供給


医薬品の安定供給の確保に向けては、足下の供給不安解消
と、中長期的な課題として後発医薬品産業の構造改革が必
要。



足下の供給不安の解消に向けて、企業に対する増産の働き
かけや増産体制整備への補助等を行うとともに、後発医薬
品企業の産業構造改革に向けて、品目統合等を支援するた
めの、新たな基金を設置する等の取組により、産業構造改
革に向けた環境整備を着実に進める。

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