第２回

主な意見について

生命科学・医学系研究等における
個人情報の取扱い等に関する合同会議

資料２

令和７（2025）年4月24日

前回、合同会議においては、今後の見直し検討における論点について、まずは当該指針の課題を抽出する形でご議論
いただいた。第２回合同会議までの追加意見も含めた主な意見は以下のとおり。

①個人情報保護法等との関係に係る意見
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一般法である個人情報保護法に加えて、倫理指針に則って研究する場合には上乗せで規定を設けられてい
る場合がある。同法と倫理指針での差分や関係性をわかりやすく示してほしい。

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これまでの指針改正では、個人情報保護法に合わせることが中心に議論された。倫理指針は、医療情報の
取扱いだけではなく研究の視点で納得のできる指針を目指すべきではないか。

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ある程度の規律が法律で担保されているところは、上乗せ規制する意味はなくなっているのではないか。
指針のあり方も含めその是非も検討してはどうか。

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ゲノムのデータや情報の扱いについて、デジタル行財政改革会議での議論も含めて適宜整理してはどうか。

②倫理審査委員会に係る意見
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一括審査を推進するにあたり、倫理審査委員会の事務局体制やその充実さについて実態調査をした上で検討
してはどうか。

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倫理審査において、配慮、注意すべき点等のチェックポイント（審査の視点）について何かあると良い。

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審査の免除について、日本では医療系の学会報告や論文投稿の際に倫理審査を必須としている状況等踏まえ、
調整が必要がある。

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指針が適用される研究か否かについて、関係者が判断しやすい記載にされたい。倫理審査の必要な研究の範
囲について明確化することで、本当に倫理審査が必要な研究にリソースが集中するようにすべき。

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事務負担や一括審査を引き受ける機関の負担が増えている。不適合の定義も考える必要があるのではないか。
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