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資料3.五十嵐参考人提出資料 (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_55582.html
出典情報 セルフケア・セルフメディケーション推進に関する有識者検討会(第2回 3/24)《厚生労働省》
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「反論に耐えうる」?スイッチOTC戦略
疾患領域

薬剤(製品名又は化合物名)

医療費規模

概略

虚血性心疾患

ニトログリセリン

10-15億円

薬剤師の適切な指導
循環器系疾患の「切り口」

胃腸炎

ドンペリドン

約7億円

薬剤師による問診・一定期間
後受診勧奨

子宮内膜症・月経困難症

保険適応の低用量ピル全般

中年の高血圧

約270~550億円

緊急時の対応説明・定期的な
診察の義務付け

カンデサルタン、ロサルタン、イ
ルベサルタン、バルサルタン

約42億円

併用禁忌・併発疾患など
十分な聞き取り

インフルエンザA/B型
(予防による入院減少)

リレンザ®
イナビル®

約95億円

販売体制(薬局設備基準)
吸入薬の服薬法指導

片頭痛

リザトリプタン、ナラトリプタン、エレトリ
プタン、ゾルミトリプタン、スマトリプタン

約81.5億円

定期的な受診勧奨
併用薬の確認

ダニアレルギー・
スギ花粉症に対する
舌下免疫療法

ミティキュア®、アシテア ®、
シダキュア ®

約120億円

初回受診・診断は医療機関
購入履歴の記録とフォロー

(先発・後発/投与方法によるグラ
デーション)

(対象薬剤、対象年齢のみ)

(2022/2023シーズン入院患者費用と
して)

(推計患者数300-1000万人)

(15歳以上)

北牧舞,大竹理恵, 佐藤優美, 中野陽介, 舟越葉那子. 横浜市立大学データサイエンス研究科「医療技術評価II」演習
「セルフメディケーションが保険医療費の支出減少にどのくらい寄与できるか」. 2024.

(1) 薬剤特性 (2)疾患特性 (3)適正使用 (4)販売体制 (5) OTCの環境 (6)その他 の各観点から戦略を構築

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