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資料5 香取構成員提出資料 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50604.html
出典情報 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第3回 2/10)《厚生労働省》
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包括的な介護サービスのモデルの構築についての提案
訪問・通所サービスに、ICT・AI技術を活用した24時間見守りと緊急時対応を備えた効率的なサービス提供を行
う、包括的介護サービスモデルの構築が必要です。生成AIによるケアプラン作成の可能性は拡大しており、さら
なる精度向上とシステム連携による効率性の向上が期待されています。この包括的介護サービスは、介護職員不
足が予測される都市・中山間地の在宅生活継続のための支援の機能が期待されます。
1. 包括的な介護のサービスモデ
ルの構築
• 定期的な訪問・通所サービスというサー
ビス類型を基本としつつ、24時間の見守
り体制の確保、緊急時や必要なときに訪
問、通所を行う包括的サービス提供する
体制を整備する必要があるではないか。
• (限られた資源を有効に活用する必要が
あるという観点から、都市・中山間地と
もに検討が必要ではないか)

2. ICT・AI技術の活用
• ICT・AI技術を活用しながら、利用者の必
要に応じた訪問・通所のサービスモデル
の構築を検討
• 利用者の情報の蓄積や技術の発展があれ
ば、より精度が高く、受け身ではなく、
事業者サイドからの適切な訪問・通所の
提案が可能
• ICT・AI技術によって、利用者のニーズに
基づいた提案であるばかりではなく、事
業者側から見ても合理的行動計画を提案
することなどが考えられる(業務効率性
向上)

3. AIによるケアプラン作成
の可能性
• AIの技術の進化にともない利用者のケア
プラン等を、AIを用いて作成する場合が
増加するとともに、範囲が拡張してきて
いる。
• AIによるケアプランの作成の精度が向上
していくとともに、利用者個別のケアプ
ラン作成の速度を飛躍的に高めることが
可能。
• 計算速度の向上に伴い、利用者の状態変
化、環境変化ごとに、適切なケアプラン
の作成をすることができる
• 今後、AIによるケアプラン作成のプロセ
スの検証が必要となってきている。
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