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資料2 本ワーキンググループの今後の進め方について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20117.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第1回 7/29)《厚生労働省》
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医師確保対策に関する取組(全体像)
医師養成課程における取組

各都道府県の取組

【大学医学部】

【医師確保計画】



中長期的な観点から、医師の需要・供給推計に基づき、全
国の医師養成数を検討



地域枠(特定の地域や診療科で診療を行うことを条件とし
た選抜枠)の医学部における活用方針を検討

【臨床研修】


全国の研修希望者に対する募集定員の倍率を縮小するとと
もに、都道府県別に、臨床研修医の採用枠の上限数を設定



その際、都市部や複数医学部を有する地域について、上限
数を圧縮するとともに、医師少数地域に配慮した定員設定
を行い、地域偏在を是正

【専門研修】




医師偏在指標により医師偏在の状況を把握
計画期間の終了時点で確保すべき目標医師数を設定

<具体的な施策>
●大学と連携した地域枠の設定
●地域医療対策協議会・地域医療支援センター
・ 地域医療対策協議会は、医師確保対策の方針(医師養
成、医師の派遣調整等)について協議
・ 地域医療支援センターは、地域医療対策協議会の協議
結果に基づき、医師確保対策の事務(医師派遣事務、派遣
される医師のキャリア支援・負担軽減等)を実施

●キャリア形成プログラム(地域枠医師等)

日本専門医機構において、将来の必要医師数の推計を踏ま
えた都道府県別・診療科別の専攻医の採用上限数(シーリ
ング)を設定することで、地域・診療科偏在を是正
(産科・小児科等の特に確保が必要な診療科や、地域枠医
師等についてはシーリング対象外)

・ 「医師不足地域の医師確保」と「派遣される医師の能
力開発・向上」の両立を目的としたプログラム

●認定医師制度の活用
・ 医師少数区域等に一定期間勤務した医師を厚労大臣が
認定する制度を活用し、医師不足地域の医師を確保

医師の働き方改革
地域の医療を支えている勤務医が、安心して働き続けられる環境を整備することが重要であることから、都道府県・医療勤務環境改善
支援センター等による医療機関への支援を通じて、適切な労務管理や労働時間短縮などの医師の働き方改革を推進。具体的には、
○ 地域医療の確保のためにやむを得ず長時間労働を行う医師について、医療機関における医師の労働時間短縮計画の作成や健康確保措
置等を通じて、労働時間短縮及び健康確保を推進


出産・育児・介護などのライフイベントを経験する医師が、仕事と家庭を両立できるよう勤務環境の改善を推進

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