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資料2-31 ワクチン接種後の死亡報告一覧[902KB] (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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(症例 No.10)
1. 報告内容
(1) 事例
86歳(接種時)の女性。
2023年10月19日午前10時45分頃、A医院にて、インフルエンザHAワクチン1回
目及びコロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン7回目が接種された。接種前
体温は36.0℃であった。来院中の約20~25分間、異状は認められず、帰宅された。
帰宅後、自宅の玄関で気分不良を訴え、意識消失となったため、救急要請され、
B病院に心肺停止の状態で搬送された。同日、死亡が確認された。死亡時画像診
断実施の有無は不明であった。翌日、剖検が実施された。
(2) 接種されたワクチンについて
インフルエンザHAワクチン(KMバイオロジクス 524A)
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン(1価:XBB.1.5)
(ファイザー HG2273)
(3) 接種時までの治療等の状況
基礎疾患として、高脂血症、アルツハイマー型認知症、老年期精神病、便秘及
び鼻炎を有していた。
シンバスタチン、ペマフィブラート、デスロラタジン、酸化マグネシウム及び
麻子仁丸(投与量不明)が処方されていた。また、B病院の精神科に通院中であ
り、薬剤(医薬品名及び投与量不明)が処方されていた。副作用歴はなかった。
自宅で息子とともに生活されていた。要介護1であり、屋外では杖で介助歩行
されていた。自宅での日常生活は見守りの下、一部介助が必要とされた。嚥下機
能に問題はなく、経口摂取は可能であった。
1991年に大腸癌の手術歴があった。鼻炎以外のアレルギーはみられなかった。
2020年から毎年1回インフルエンザHAワクチンの接種が行われた。2021年から
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチンの接種が6回行われた。いずれも副
反応は認められなかった。
ワクチン接種との因果関係についての報告医等の意見
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン1~6回、インフルエンザHAワク
チン2020年から毎年接種されて特に問題なかった。今回のみ同時接種。接種開始
~症状までの時間経過からはアナフィラキシーを生じうる時間ではあるが最終
死因は不明である。
2.
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1. 報告内容
(1) 事例
86歳(接種時)の女性。
2023年10月19日午前10時45分頃、A医院にて、インフルエンザHAワクチン1回
目及びコロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン7回目が接種された。接種前
体温は36.0℃であった。来院中の約20~25分間、異状は認められず、帰宅された。
帰宅後、自宅の玄関で気分不良を訴え、意識消失となったため、救急要請され、
B病院に心肺停止の状態で搬送された。同日、死亡が確認された。死亡時画像診
断実施の有無は不明であった。翌日、剖検が実施された。
(2) 接種されたワクチンについて
インフルエンザHAワクチン(KMバイオロジクス 524A)
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン(1価:XBB.1.5)
(ファイザー HG2273)
(3) 接種時までの治療等の状況
基礎疾患として、高脂血症、アルツハイマー型認知症、老年期精神病、便秘及
び鼻炎を有していた。
シンバスタチン、ペマフィブラート、デスロラタジン、酸化マグネシウム及び
麻子仁丸(投与量不明)が処方されていた。また、B病院の精神科に通院中であ
り、薬剤(医薬品名及び投与量不明)が処方されていた。副作用歴はなかった。
自宅で息子とともに生活されていた。要介護1であり、屋外では杖で介助歩行
されていた。自宅での日常生活は見守りの下、一部介助が必要とされた。嚥下機
能に問題はなく、経口摂取は可能であった。
1991年に大腸癌の手術歴があった。鼻炎以外のアレルギーはみられなかった。
2020年から毎年1回インフルエンザHAワクチンの接種が行われた。2021年から
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチンの接種が6回行われた。いずれも副
反応は認められなかった。
ワクチン接種との因果関係についての報告医等の意見
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン1~6回、インフルエンザHAワク
チン2020年から毎年接種されて特に問題なかった。今回のみ同時接種。接種開始
~症状までの時間経過からはアナフィラキシーを生じうる時間ではあるが最終
死因は不明である。
2.
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