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2023年度 障害福祉サービス等の人材確保に関する調査について (7 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r5/
出典情報 2023年度 障害福祉サービス等の人材確保に関する調査について(3/29)《福祉医療機構》
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2023-016

2.4 新卒以外の採用活動で使用した媒体・
経路

日中活動系は、
「ハローワーク」の活用割合が
高かったが、それ以外の採用媒体・経路の活用
割合は高くない。それにもかかわらず、サービ

居住系は都道府県社会福祉協議会が運営して
いる福祉人材センターの利用割合が高い

ス体系別にみた2022年度の新卒以外の採用実
績は、居住系が5.1人、就労系が3.1人、児童系が

新卒採用活動と同様に、新卒以外の採用活動

2.4人、その他が2.9人であるのに対し、日中活動

で使用した媒体・経路についても、サービス体

系は3.4人と居住系に次いで多い。生活介護や短

系別に特徴的なものをみていきたい(図表9)。

期入所は業務内容が介護分野と共通する部分が

まず、居住系は新卒と同様に「法人・事業所ホ

あり、ハローワークに登録している求職者にも

ームページ」や「合同説明会への参加」の実施割

イメージしやすいといった要因があるものと考

合が高かったが、
「職員からの紹介」や「福祉人

えられる。

材センター(社協)」も高く、様々な媒体・経路

また、児童系は新卒と同様に「人材紹介会社」

により、採用活動に取組んでいることがわかる。

の利用割合が比較的高かった。前述のとおり、

(図表 9)2022 年度新卒以外の採用活動で使
用した媒体・経路(複数回答)

有資格者の配置基準などにより、他分野との人
材の取り合いとなっていることが影響している
可能性がある。

全体
(n=523)

居住系
(n=142)

日中活動系
(n=117)

就労系
(n=119)

児童系
(n=123)

法人・事業所ホーム
ページ

職員からの紹介

41.1%
56.3%
35.9%
36.1%
31.7%
50.0%

福祉人材センター
(社協)

合同説明会への参加

人材紹介会社の利用状況

2022年度に採用活動を実施した事業所のうち、
人材紹介会社を利用したのは18.7%

44.9%
46.5%
36.8%
41.2%
53.7%
50.0%
41.1%
53.5%
47.9%
25.2%
32.5%
59.1%

人材紹介会社

2.5

76.5%
77.5%
85.5%
78.2%
64.2%
81.8%

ハローワーク

求人サイト

その他
(n=22)

今次調査では、2020年度調査に引き続き人材
紹介会社の利用状況について調査している。そ
の結果を2020年度調査との比較を中心にお示
しする(図表10)

2022年度中の採用活動で人材紹介会社を利
用した事業所は18.7%あり、2020年度調査から
約5ポイント上昇している。サービス体系別の利
用状況は、図表7と図表9でお示ししたとおり、

22.6%
24.6%
17.1%
10.1%
36.6%
27.3%

児童系の利用割合がやや高い結果となったが、

20.3%
31.7%
29.1%
12.6%
4.9%
27.3%

員を採用できた施設に対し、1年間に人材紹介会

それ以外では特筆すべき違いはなかった。
また、人材紹介会社を利用して常勤の正規職
社に支払った手数料の総額を調査したところ、
平均135.4万円であり、手数料を支払って採用し

12.6%
23.2%
15.4%
5.9%
6.5%
0.0%

た平均職員数は2.1人であった。前述のとおり、
人材紹介会社を利用していない事業所を除いた
集計にはなるが、この金額は1事業所当たりのサ
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