よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


国勢調査と人口動態統計の個票データリンケージにより日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計 (7 ページ)

公開元URL https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2024/0328/index.html
出典情報 国勢調査と人口動態統計の個票データリンケージにより日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を初めて推計(3/28)《国立がん研究センター》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

用語解説
(注 1)年齢調整死亡率
一般的に加齢により高齢者で死亡リスクが大きくなるため、異なる集団の死亡率の比較または死亡率
の経年変化の分析では人口構成をそろえて死亡率を計算する必要があります。比べるそれぞれの集団
が同じ人口分布(基準人口分布)だったと仮定して死亡率を計算されたものを年齢調整死亡率といいま
す。本研究では「平成 27 年(2015 年)モデル人口」を基準人口として用いました。
(注 2)Relative Index of Inequality と Slope Index of Inequality
Relative Index of Inequality(RII)と Slope Index of Inequality(SII)はそれぞれ相対的な格差、絶対的な格
差の指標として用いられ、RII が 1、SII が 0 よりそれぞれ大きく、値が大きくなるほど格差が大きいと解
釈されます(図 4)。2 つの集団の比や差の計算ではそれらの集団の間にある集団の値やそれぞれの集
団の大きさが考慮されませんが(例:「中学卒業者」群と「大学以上卒業者」群の比較では、「高校卒業
者」群の結果やそれぞれの教育歴の人口構成が考慮されない)、RII と SII は全ての集団を含み人口構
成も考慮した指標であるため、より総合的にその集団の格差を示す指標とされます。

図 4. Relative Index of Inequality と Slope Index of Inequality
お問い合わせ先


研究に関するお問い合わせ

国立研究開発法人国立がん研究センター
がん対策研究所 データサイエンス研究部
田中 宏和
電話番号: 03-3547-5201(ダイヤルイン 1630 または 3354)
E メール: hitanak@ncc.go.jp


広報窓口

国立研究開発法人国立がん研究センター
企画戦略局 広報企画室
電話番号:03-3547-5201(ダイヤルイン 3548)
E メール:ncc-admin@ncc.go.jp
7