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【資料3】これまでの議論の振り返りと今後の検討の方向性 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38564.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(第4回 3/18)《厚生労働省》
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その他
【議論の振り返り】(これまでの議論を事務局の責任でまとめたもの)






二次利用の仕組みづくりは、一次利用の仕組みと切り離せないため、現場との関係についても目配せをしつつ、一体的に考えてい
く必要がある。
医療等情報の分析を行う際に、マスターの整備は重要。併せて、標準コードの普及を行っていく必要がある。
医療分野の研究開発を行うに当たっては、時間軸のある死亡情報まで含めたライフコースデータが大事。こうしたデータを利用で
きる環境の整備を目指すべき。
医療分野の研究開発を推進するため、様々なデータを使った研究に挑戦できる環境を整備することが必要。
EUのEHDS法案は参考になるが、その地域の社会制度や文化を基盤としているものであり、日本で導入を考える際には、その違い
に注意が必要。また、改正次世代医療基盤法も施行がまだのため、施行、運用状況等を注視していく必要がある。

<具体的な対応イメージ(案)>


医療等情報の二次利用を推進するに当たっては、データの標準化・信頼性確保のための取組を進めることが不可欠で
ある。



マスターの整備を行うとともに、傷病名や医薬品等、各種のコードの標準化・普及を行い、一次利用の段階から二次
利用においても有用となる医療等情報の標準化を進める。この際、医療DXの推進に重要であるとの視点を持ちながら、
マスターの整備等の標準化の取組を一元的に進めるための組織体制の構築についても検討する。
また、利用目的に応じたデータのクレンジングを行うことも重要であり、MID-NETの取組も踏まえつつ、その具体的
な実施方法等について引き続き検討を行う。



医療等情報の利活用に係る環境の整備については、EUにおけるEHDS法案や、改正次世代医療基盤法の施行状況等も
踏まえて、引き続き検討を行う。
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