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【資料3】これまでの議論の振り返りと今後の検討の方向性 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38564.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(第4回 3/18)《厚生労働省》
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論点③:医療DXの推進 に関 する 論点 につ いて
【議論の振り返り】(これまでの議論を事務局の責任でまとめたもの)





医療分野の研究開発等を行っていく上で、電子カルテ情報を二次利用できることは重要である。
蓄積される電子カルテ情報は一次利用のためのものであるため、一次利用側でデータを利用できることに関する利便性を感じてい
ただきつつ、二次利用に有用なデータとなるよう、情報の質の担保を行っていく必要がある。
電子カルテ情報の二次利用は、今後新しく進められる公的な取組であるため、丁寧に議論していくことが必要。
電子カルテ情報の大規模なデータベースを構築する場合には、情報漏洩等の事案が発生した際の対応や事後的な措置についても検
討する必要がある。

<具体的な対応イメージ(案)>
● 電子カルテ情報は、患者の状況や予後を把握するのに重要な基礎情報やアウトカム情報を含んでおり、詳細で長期にわ
たる患者の情報を分析することにより、医学系研究の発展に寄与すると考えられる。
そのため、電子カルテ情報共有サービスで共有される臨床情報について、二次利用を可能とする方向で検討する。
また、利用目的に応じて、他のデータベースとの連結解析を可能とする方向で検討する。
● 具体的な制度設計については、今後、医療関係団体等の関係者や利活用者等の意見を踏まえて検討する。

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