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【資料1-3】(3)個室ユニット型施設の整備・運営状況に関する調査研究事業(結果概要)(案)[2.0MB] (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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(3).個室ユニット型施設の整備・運営状況に関する調査研究事業
(エ)個室ユニットへの転換意向

3.結果概要
【個室ユニットへの転換意向、転換に向けた状況、転換意向がない理由(特養票・老健票・介医院票:問17)】
○従来型個室または従来型多床室を有している特養のうち、「多床室からユニット型個室への転換を予定している」と回答し
た割合は特養(混合型)が0.8%、特養(従来型のみ)が2.0%であった。また、「転換する意向はない」と回答した割合は
特養(混合型)が78.7%、特養(従来型のみ)が73.8%、老健が76.1%であった。
○転換を予定していると回答した特養(n=32)のうち、「法人内で建替え・改修に関する方針を検討している」が46.9%、
「自治体に建替え・改修に関する事前相談・手続きをしている」が28.1%であった。
○転換する意向はないと回答した施設のうち、「入居者やその家族からユニット型個室への転換に対する要望がないため」と
回答した施設は、特養(混合型) (n=192)が44.3%であった。「現在の施設構造上、改修等での対応が難しく、建替えや
移転等が必要となるため」と回答した割合は、特養(従来型のみ)(n=1,046)が61.8%、老健(n=35)が48.6%であった。
図表15

個室ユニットへの転換意向

図表17

0.0

10.0

20.0

30.0

0.8
特養(混合型) (n=244) 0.4
0.0
2.0
特養(従来型のみ) (n=1418) 1.4
0.1

老健 (n=46) 0.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

(%)

90.0 100.0

78.7

16.0

4.1

73.8

17.6

5.1

19.6

4.3

76.1

「転換を予定している」と回答した施設

図表16

ユニット型個室への転換に向けた現在の状況
法人内で建替え・改修に関する方針を検討している
自治体に建替え・改修に関する事前相談・手続きをしている
建替え・改修工事に着手している
建替え・改修工事が完了し自治体の指定・許可を待っている
その他
(%)
無回答
0.0

特養 (n=32)

10.0

20.0

46.9

30.0

40.0

50.0

60.0

28.1

70.0

80.0

90.0 100.0

18.8

ユニット型への転換意向がない理由(複数回答)
単位(%)

多床室から従来型個室への転換を予定している
多床室からユニット型個室の転換を予定している
従来型個室からユニット型個室の転換を予定している
転換する意向はない
わからない
無回答




















特養(混合型)
(n=192)

特養(従来型)
(n=1046)

老健
(n=35)

現在の施設構造上、改修等での対応が難しく、建替えや移転
等が必要となるため

29.7

61.8

48.6

転換に伴う工事費用の捻出が難しいため

28.6

52.7

45.7

施設を運営しながらの転換工事が難しいため

26.0

47.6

45.7

ユニット型を運営するための職員の人材確保が難しいため

19.8

38.1

14.3

入居者やその家族からユニット型個室への転換に対する要望が
ないため

44.3

35.2

34.3

現状の施設の居室タイプで十分なケアが提供できているため

40.6

32.7

40.0

ユニット型個室への転換のメリットを感じていないため

30.7

24.6

17.1

転換後のユニットリーダーの確保が難しいため

8.9

12.8

8.6

その他

24.5

13.7

17.1

無回答

0.5

0.5

2.9

6.3
0.0 0.0

※「混合型」とは、 「ユニット型個室/ユニット型個室的多床室」と「従来型多床室/従来型個室」が同一施設内に併存している施設を指す。

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