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患-2○患者申出療養の試験実施計画の変更について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000203222_00030.html
出典情報 患者申出療養評価会議(第48回 2/22)《厚生労働省》
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① 患者申出療養制度において使用する医薬品からダブラフェニブカプセルとトラメ
チニブ錠を除外(特定臨床研究としては、26 ㎏以上の小児について保険診療で
ダブラフェニブカプセルとトラメチニブ錠の投与継続可能)。
② 対象疾患に、組織球症を追加。
③ 対象疾患から、結腸・直腸癌を除外。
④ 資金源にクラウドファンディングによる研究費を追記。研究者へ配分される直接
経費として約 20,627,685 円を獲得した。この中から約 19,500,000 円を患者負担軽
減に用いる。これまで臨床研究支援費用の一部、および輸入費用の一部・関税
費用は患者に負担頂いていたが、全額研究費より支出する。なお、医師・看護
師・薬剤師の人件費 57,923 円の患者負担には変更はない。以上により、患者自
己負担金額は、 611,956 円(+薬剤輸入に係る費用の一部)から、57,923 円に
変更になる。
【変更申請する理由】
① 2023 年 11 月 24 日に、試験薬の一部であるダブラフェニブカプセル(タフィンラー
®)とトラメチニブ錠(メキニスト®)が、本試験の対象患者の一部(体重 26kg 以上
の患者)に効能追加されたため。
② 治療抵抗性の組織球症に対する治療戦略は確立していないが、組織球症の代
表的疾患である小児ランゲルハンス細胞組織球症(LCH)の 60%以上に BRAF
V600E 変異を認め、同変異を有する症例に対するダブラフェニブとトラメチニブ併
用療法の有効性(奏効率 58.8%)と安全性が報告されたため。なお、本疾患は造
血器腫瘍に分類されるが、2023 年 11 月のダブラフェニブカプセルとトラメチニブ
錠の効能に追加された<固形腫瘍>に関する注意に、組織球症患者は本剤の
投与対象となり得ることが記載された。
③ 結腸・直腸癌については、ダブラフェニブカプセルとトラメチニブ錠の効能である
「進行・再発の固形腫瘍」から、結腸・直腸癌が除かれたため。
④ 薬剤輸入費用と臨床試験に係る諸費用(多施設で実施するための費用を含む)
を補填するためのクラウドファンディングを実施し、資金を獲得したため。
【変更後の研究計画書】
添付資料 [1-1] 参照
【研究計画書の変更対比表】
添付資料 [1-2] 参照
【変更後の同意説明文書】

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